「小学生はレインコートが無ければダメ?」「ランドセルを背負ったまま雨ガッパは使える?」と、ランドセル対応のレインコートについて気になっていませんか?
通学時に雨風が強く、傘が差すのが難しい場合もあるので、ランドセルを背負いながら使えるレインコートを一つ持っておくと安心です。
このページでは、百貨店でランドセルの販売員を行っていた私が、ランドセル対応のレインコートについて以下の流れで紹介していきます。
この記事を読めば、ランドセル対応のレインコートの選び方からおすすめまで全て分かるので、ぜひご覧ください。
1. 小学生にレインコートは本当に必要?
レインコートは必ず必要というわけではありませんが、台風など雨風が強い日に役立つので、ちゃんと準備しておくのがおすすめです。
ランドセルを背負って着れるレインコートがあるので、ランドセルを保護し、浸水して教科書が濡れることを防いでくれます。
出典:amazon
レインコートは高くても5,000円以内でほとんど買えますし、あまり使わないのでお金をかけたくないという方は、100均で間に合わせることも可能です。
1-1. 小学校でレインコートが必須になる2つのケース
レインコートは、次のような場合、必ず用意する必要があります。
- 登下校で傘が禁止されている
- 遠足や校外学習でレインコートの準備が指定される
低学年の場合、傘を差すのが危なっかしく、また、足が濡れたりして体調を崩すなどを懸念して、傘が禁止されている学校があります。
また、体験学習や林間学校など、遠出する場合は、レインコートの準備が指示されることは多いです。
学校行事等のことを考えると、レインコートは多くの学校で必須であるとも言えるのです。
1-2. 小学生のレインコートについてよくある疑問
小学生のレインコートについて口コミを見てると、次のような疑問を持っている方が多いです。
- 小学生はレインコートを嫌がったりしないの?
- 小学生は一人でレインコートを着れる?
それぞれ紹介します。
疑問① 小学生はレインコートを嫌がったりしないの?
小学生になると、レインコートや長靴を嫌がったりする子供は結構います。
以下の方のような口コミはSNSでよく見かけます。
小さい頃は晴れていても、ダメと言っても履いていたのにネ・・・。
出典:twitter
低学年の頃は、レインコートが推奨されることも多いので、準備しておくのがおすすめです。
ただ、高学年になったら、校外学習の時以外は使わなくなる場合が多いので、お子さんと相談してレインコートを買うか決めると良いでしょう。
よくある疑問② 小学生は一人でレインコートを着れる?
ランドセルを背負ったままだと、レインコートは最初はなかなか一人で着れない場合がありますが、練習すれば一人で着ることも可能です。
そのため、レインコートを買った後は、試しに一人で着れるか試すと良いでしょう。
また、学校の到着して脱いだ後、レインコートに付属している袋では入れにくい場合があるので、その場合は、ビニール袋を携帯させるのがおすすめです。
2. ランドセル対応レインコートを選ぶ3つのポイント
ランドセルを背負ったまま使えるレインコートを選ぶ際は、次の3つのポイントをチェックすることをおすすめします。
- 1~2回り大きい
- 視界が広い
- 反射材が付いている
それぞれ紹介します。
選ぶポイント① 1~2回り大きい
ランドセル対応レインコートを選ぶ時は、身長ごとの推奨サイズを参考に、1~2回り大きめのものを選ぶのがおすすめです。
レインコートの販売ページには、以下のように身長ごとに選ぶサイズの目安があるので、まずはこちらをチェックしましょう。
出典:楽天
これを目安に選ぶと良いのですが、ランドセルを背負って使うと丈が短くなってしまうケースがあるので注意が必要です。
身長113cm、普段は120cmを着てますが、他の方のレビューを見て悩んだ末、130を購入しました。
普通に着ると膝下ぐらいで、ランドセルを背負うと後ろが膝より少し上になります。
他の方もレビューしてますが、ランドセルを背負うには2サイズ上で購入する方がオススメです(^^)
出典:楽天
全てのレインコートでこれが当てはまるという訳ではないでしょうが、全体的に大きめのサイズが推奨されている傾向があります。
購入前に口コミをチェックし、不安なら問い合わせても良いでしょう。
ちなみに、大きめのサイズを選ぶと袖から手が出なくなる心配がありますが、袖口にゴムが入っているのを選べば問題ありません。
選ぶポイント② 視界が広い
レインコートを選ぶ際は、フードの縁が透明になっているものがおすすめです。
レインコートのフードで視界がさえぎられると、前が見えないでぶつかったり、転倒する恐れがあるので注意が必要です。
出典:楽天
上の画像のように、風でめくれないように留め具が付いてるとなお良いですね。
選ぶポイント③ 反射材が付いている
小学生のレインコートを選ぶ際は、反射材の付いているものを選ぶと安心です。
反射材が付いていると、夜道や雨で暗くなっている時も、車のライトに光って交通事故を回避できる可能性が高まります。
出典:楽天
最近のランドセルは反射材付きが増えていますが、レインコートを着ると見えなくなるので、レインコートに反射材が付いていると雨道も安心です。
3. おすすめのランドセル対応レインコート5選
2章のポイントをもとに、おすすめのランドセル対応レインコートをご紹介します。
全てのデザインで、反射材や透明フードが付いています。
商品 | 値段 | サイズ | 特長 |
可愛いキッズレインコート | 4,765円 | S :95~110㎝ M :110~130㎝ L :130~150㎝ 2L :150~165㎝ | ・イエロー、ピンク。ブルー、グリーンの4色 ・割引クーポンあり |
Backyard Familyランドセルレインコート | 1,948円 | 【120】 (胸囲)92.0cm (裄丈)60.5cm (着丈)74.5cm 【130】 (胸囲)98.0cm (裄丈)66.0cm (着丈)80.0cm 【140】 (胸囲)102cm (裄丈)71.0cm (着丈)84.0cm 【150】 (胸囲)112.0cm (裄丈)76.0cm (着丈)89.0cm 【160】 (胸囲)120.0cm (裄丈)81.0cm (着丈)95.0cm | ・全12色 ・値段がお手頃 |
ディアコロン | 5,480円 | 120cm 130cm 140cm 150cm 160cm | ・全12種類のデザイン ・傘付きで、MかLの大きさを選べる |
orangebonbon | 3,630円 | 110cm (着丈66cm) 120cm (着丈73cm) 130cm (着丈80cm) 140cm (着丈87cm) | ・全10種類のデザイン ・女の子向き |
ザジーザップス | 3,630円 | 110:105cm~115cm 120: 115cm~125cm 130: 125cm~135cm 140:135cm~145cm | ・全6種類のデザイン ・男の子向き |
それぞれ紹介します。
3-1. 可愛いキッズレインコート
『可愛いキッズレインコート』は、ピンク、イエロー、グリーン、ブルーという人気カラーをおさえているレインコートです。
ゴム袖や防水仕様ポケットで水が入りにくくなっており、さらに、防水コーティングで高い撥水力があります。
反射材付きで、フードの縁がクリアになっているなど、安全に使うことができるようになっています。
リュックインシステムで、ランドセルやリュックを背負っても大丈夫なようになっています。
色 | イエロー、ピンク、グリーン、ブルー |
価格 | 2,998円 |
特長 | 素材:ポリエステル 反射材:◯ 透明フード:◯ 収納袋:◯ |
販売サイト | https://item.rakuten.co.jp/apricotclub/kidraincoat2211012/ |
3-2. Backyard Familyランドセルレインコート
「Backyard Familyランドセルレインコート」は、値段がお手頃なレインコートで、ランドセルを背負って利用できます。
6色あり、男女どちらも選ぶことができるようになっています。
通常タイプとBタイプがあり、ネームタグの位置や収納袋の大きさが違います。
価格を重視したい方におすすめです。
色 | ピンク・イエロー・ロイヤルブルー・ターコイズ・ネイビー・ミント・イエロー |
価格 | 1,628円 |
特長 | 素材:ポリエステル 反射材:◯ 透明フード:◯ 収納袋:◯ |
販売サイト | https://item.rakuten.co.jp/backyard/r05002116/ |
3-3. Dear Cologne レインコート&傘
『ディアコロンのレインコート』は、傘とセット販売されているオシャレなレインコートです。
12種類のデザインがあり、男女どちらも使えるようになっていますが、どちらかというと女の子向きの可愛らしいデザインが多いです。
オシャレな雨具は機能性がイマイチなものがおおいですが、こちらの商品は、反射材がついていて、首元にゴムがあり、脱げにくくなっているなど、十分使い勝手が良いです。
傘も透明窓がついており、グラスファイバー骨で丈夫な設計になっているので、雨風が強い日にも使いやすくなっています。
色 | ねこ、あじさい、小花ホワイト、小花グリーン、マカロン、ユニコーン、コスモ、スモールスター、ギンガムチェック、ネイビーチェック、ネイビードット、ブラックボーダー |
価格 | 5,4840円 |
素材 | 素材:ポリエステル 反射材:◯ 透明フード:◯ 収納袋:◯ |
販売サイト | https://item.rakuten.co.jp/dearcologne/da033set/ |
3-4. Orangebonbon レインコート
『orangebonbon』は、柄が可愛らしい女の子向きのレインコートです。
小花、マーメイド、リボンやレースなど、フェミニンなモチーフが取り入れられています。
反射材がハート型になっているのも可愛らしいです。
フードに透明窓が付いていて、さらに、ゴムギャザーが脱げにくくなっているなど、使いやすさも十分優れています。
色 | 小花パステルラベンダー、小花バステルイエロー、マーメイドパープル、マーメイド水色、ユニコーンパープル、ユニコーンネイビー、ユニコーン×ストライプパープル、ユニコーン×ストライプパープル、リボン×レースピンク、リボン×レースミント |
価格 | 3,630円 |
素材 | 素材:ポリエステル 反射材:◯ 透明フード:◯ 収納袋:◯ |
販売サイト | https://item.rakuten.co.jp/auc-friendly/rco115/ |
3-5. ZAZZY ZAPS レインコート
『ザジーザップス』には、恐竜やくじらなど、どちらかと言うと男の子向きのレインコートがあります。
透明フードになっていて、背中には星形の反射板がついているなど、安全性にも気を使われています。
巾着袋が付いており、使った後も片付けやすいです。
色 | スタンプダイナソーグレー、スタンプダイナソーブラック、マリンフレンズブルー、コスモネイビー、ランダムスターネイビー、アシメストライプブルー、アシメストライプブラック |
価格 | 3,630円 |
素材 | 素材:ポリエステル 反射材:◯ 透明フード:◯ 収納袋:◯ |
販売サイト | https://item.rakuten.co.jp/bakaure-onlineshop/yaw0003/ |
4. ランドセル対応レインコートに関するQ&A
ランドセル対応のレインコートについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。
- ランドセルやリュックを背負わない時も普通に使えますか?
- 100円ショップのレインコートで十分でしょうか?
- レインコート置き場は学校にありますか?
- レインコートを着たがらない場合はどうすれば良いですか?
- 耐水性のランドセルなら、あまり雨を気にする必要はないのでしょうか?
それぞれ紹介します。
4-1. ランドセルやリュックを背負わない時も普通に使えますか?
ランドセル対応レインコートは、当然、ランドセルやリュックを背負わない時も使うことができます。
レインコートによりますが、スナップがついていてそれを外すとランドセルを背負える大きさになります。
使わない場合はスナップを止めておけば良いのです。
4-2. 100円ショップのレインコートで十分でしょうか?
100円ショップでも小学生用のレインコートが売っており、それを使えば十分な場合もありますが、次の点は注意が必要です。
- 反射材がついていない場合が多い
- フードに透明窓が付いていない
- サイズが限られている
安い分、雨を防ぐという最小限の機能しか期待できないということです。
「学校行事にだけ仕方なく持っていく」というようなケースなら100円で間に合わせても良いかもしれませんが、できるなら使い勝手の良い安全なレインコートをおすすめします。
4-3. レインコート置き場は学校にありますか?
レインコート置き場があるかどうかは学校によるので、学校に聞いてみると良いでしょう。
学校によってはレインコート置き場が無くて困るということが、レインコートがイヤになる原因として挙げられます。
もちろん、学校によってはレインコートが推奨されている場合もありますので、レインコートを買うか迷った場合は、通う学校に確認すると良いでしょう。
- レインコートは利用するべき?
- レインコートを使っている子は多い?
- レインコートは着ていった場合、置く場所はどうなっている?
こういう疑問は学校によって違うので、迷う方はぜひ学校に問い合わせてください。
4-4. レインコートを着たがらない場合はどうすれば良いですか?
レインコートを着たがらない場合は、長靴を履いて傘を差して行くしかありません。
教科書が濡れるのが心配な場合はレインカバーを利用するのがおすすめです。
出典:amazon
レインカバーについて気になる方は、こちらのページ「ランドセルのレインカバーは必要?おすすめレインカバー5選」をご覧ください。
4-5. 耐水性のランドセルなら、あまり雨を気にする必要はないのでしょうか?
最近のランドセルは雨に強い素材が使われており、雨に濡れても乾拭きするだけでケアはOKになりますが、大雨の場合は注意が必要です。
雨が脇から入って教科書が濡れてしまうことも心配されます。
そういうわけで、雨が強い日はレインコートやレインカバーを使うのがおすすめです。
5. さいごに
ランドセル対応のレインコートについて紹介してきましたが、参考になりましたか?
レインコートは大雨の日に役立ちますし、学校行事で必要になる場合もあるので、準備をしていて損はありません。
ランドセル対応のレインコートを用意する際は、1~2回り大きいサイズから反射材や透明フードになっているものを選びましょう。
最後におすすめのレインコートをまとめておきます。
このページが読者の皆様のレインコート選びにお役に立てることをお祈りします。