
「ランドセルっていつ頃から探し始めるの?」「とても早い時期に買うって聞いたけど…」とランドセルの購入時期について気になっていませんか?
ランドセルは、選ばなければいつでも購入できます。しかし、購入するタイミングを間違えてしまうと、欲しいランドセルが手に入らない可能性があるので注意が必要です。
ランドセルメーカーで勤務し 百貨店でランドセルの販売員を行っていた筆者が、ランドセルのベストな購入時期について下記の流れで解説していきます。
- 急がないとまずい?ランドセルの購入時期と年間スケジュール
- あなたの希望に合った購入時期はいつ?
- ランドセル選びの10ポイント
- プロがおすすめするランドセルメーカー3選
- ランドセル選びで失敗しないために知っておくべきこと
- 参考:ランドセルが早く買われるようになったのはなぜ?
このページを読んでいただければ、ランドセルはいつ頃買うのがベストなのか?どのようにランドセルを選べば良いかがわかるようになるでしょう。
1. 急がないとまずい?ランドセルの購入時期と年間スケジュール
お友達のママさんに「もうランドセル買いました?」などと聞かれて、「え?こんなに早くから買うの?と驚いてしまった」というようなことは実はよくあることです。
ランドセルは近年前倒しの購入が主流となり、人気なこだわりの商品を買うなら、はやく買わないと売り切れてしまいます。
人気の商品を買うのであれば、メーカーのホームページを確認して、資料やサンプルの請求、予約などを計画立てて行っていきましょう。
上記の図の中で、ランドセルの新作発表から、入学までのおおよそのスケジュールについてご紹介します。
4月〜6月:新作発表からお披露目の時期
4月〜5月に各メーカーの新作が発表されます。
新作の発表がされたら、百貨店や量販店などではお披露目のための展示会などが始まります。
カタログなどの取り寄せもできるので、4〜6月にはおおよその目星をつけておくと良いでしょう。
7月〜9月:予約を開始
6月頃からは先行予約などを開始し、人気商品や限定モデルなどは続々と予約が埋まっていきます。
機能性の高いものや人気の価格帯で売れ筋のものはこのタイミングで予約をしてしまうことをおすすめします。
夏休みやお盆の時期に、祖父母世代が孫を連れてデパートや量販店に行き、実際に背負わせながら買ってやるというパターンもよくあります。
10月〜11月:人気商品・限定モデルはほぼ完売
10月〜11月には人気商品や限定モデルなどはほぼ完売してしまいます。
売れ筋のものも残り少なくなってきてしまうので、もし今当サイトをご覧になっているのがこの時期に該当するなら、すぐにランドセルを検討し購入することをおすすめします。
人気の価格帯やデザインも年末にかけて少なくなっていきます。
そのため、このタイミングを逃すと、機能はそこまでよくなくても良いのに少し高いものや、少し派手なデザインのもの、少し安くないか?と思うほどの価格のランドセルなどが増えて、ちょうど良いものが少なくなってきます。
12月〜3月:売れ残りの値引き開始
年末のセールや年始の初売りなど、おおよそ人気や売れ筋のランドセルはほとんど残っていないのがこの時期です。
ここまで待つと、値引きで安くなるのは間違いありません。
とにかく費用を安く抑えたいという人はこの時期を狙うと良いでしょう。
2. あなたの希望に合った購入時期はいつ?
1章で少しご紹介しましたが、あなたの希望によって、ランドセルを購入する時期は変わります。
そうは言っても、なるべくはやく、探し始めることをおすすめします。なぜなら、早く探し始めれば始めるほど、選択肢が広がるためです。
おさらいも含めて、あなたはどんなランドセルを求めていますか?
- 「人気のランドセル」or「少しでも使いやすいもの」を選んであげたい場合
- 「とにかく安く済ませたい」場合
2-1.「人気のランドセル」or「少しでも使いやすいもの」を選んであげたい場合
この場合は、なるべくはやく検討をして予約をするのがおすすめです。
7月〜9月中が勝負で、確実に購入したいのであれば、メーカーの公式サイトでネットで先に予約してしまうのが良いです。
実物を見てから決めたいというのであれば、5月中に展示会やショールームに行って目で見てからすぐに予約するようにしましょう。
2-2.「とにかく安く済ませたい」場合
とにかく安く済ませたい場合は、遅ければ遅いほど安い傾向にありますが、正直、ランドセルはネットであればいくらでも安い型落ちや展示品などのアウトレット品が安く手に入ります。
人気メーカーのランドセルもアウトレットなら格安で
お金は節約したいけど、どうしても人気メーカーのランドセルを買いたい人におすすめなのが、セイバン公式オンラインショップの「アウトレットセール」です。
前年度以前の型落ちではありますが、上のようにランドセルで最も人気のセイバンで、最大50%OFFのものもあります。
人気商品はすぐに完売してしまうため、仮に気に入ったものがあればすぐにおさえるくらいの気持ちが大切です。
また、仮に完売していても、人気商品の在庫が補充されることもあるため、こまめにチェックすることをおすすめします。
2-3. みんなランドセルはいつ買ってる?
当サイトで小学校1年生のお子さんを持つママさん108人に独自アンケートを取った結果、以下のようになりました。
5年ほど前は秋に買うのが主流でしたが、毎年前倒しで購入する人が増えて6〜8月が購入ピークになっています。
人気な商品を求めることが「ラン活」と呼ばれるくらい、各メーカーの新作に多くの方が注目し、早期に購入しています。
時期がわかったら、次はどこでどのように選べばよいのか?気になることでしょう。
そこで、次の章以降では、ランドセル選びのポイントや、おすすめのメーカーについて解説します。
3. ランドセル選びの10ポイント
どの時期に買うとしても、ランドセルを選ぶ際にはポイントをしっかりと抑えたものを選ばないと、後々後悔してしまう可能性があります。
ランドセルを購入する際は次の10個のポイントをチェックすると失敗するリスクを大幅に減らすことができます。
チェック(✓)欄を設けましたので、購入前にチェックして最終確認としてお使いください。
No | ポイント | 内容 | ✓欄 |
1 | 素材 | 値段やデザイン重視なら人工皮革、耐久性重視なら天然皮革 | |
2 | デザイン | 全かぶせか、刺繍など幼いデザインは無いか | |
3 | 色 | 黒や赤など、高学年になっても後悔しないカラーか | |
4 | 大きさ | A4フラットファイルが入る大きさはあるか | |
5 | 頑丈さ | 潰れにくいなど、耐久性にこだわりがあるか | |
6 | 背負いやすさ | 背負いやすい設計・工夫があるか | |
7 | 安全性 | 防犯ブザーや反射材が付けやすい設計になっているか | |
8 | 6年間保証 | 無料修理をしてもらえるか、貸出用ランドセルはあるか等 | |
9 | 価格 | 自分の予算に合ったものを選んだか | |
10 | 子供の好み | 色・デザインの希望などを聞いたか |
それぞれポイントをご紹介していきます。
⑴ 素材
ランドセルに使われる素材は大きく分けて3種類あります。
値段や種類の豊富さで選ぶなら人工皮革、耐久性と高級感で選ぶなら牛角やコードバンがおすすめです。
素材 | 価格 | 高級感 | 丈夫さ | 耐水性 |
人工皮革(クラリーノなど) | 低~中 | △ | △ | ◎ |
牛革 | 中~高 | ◯ | ◯ | ◯ |
コードバン(馬のお尻の皮) | 高 | ◎ | ◎ | ◯ |
人工皮革は引っかき傷に弱く、型崩れしやすいなどの欠点がありますが、値段の安いものから高いものまで揃っており、一番人気があります。
牛革は水に弱いなどの欠点がありますが、高級感があり、耐久性が高いので、高学年になってからも型崩れせずに使うことができます。
また、コードバンは牛角よりもさらに耐久性が高いですが、値段が高いのであまり選ぶ人はいないのが現状です。
ランドセルを購入する前に、ランドセルの素材の性質はしっかりおさえておきましょう。
⑵ デザイン
ランドセルのデザインでおすすめなのは次の2つです。
- 全かぶせ
- 刺繍が入っていない
それぞれご紹介します。
全かぶせ
ランドセルには、下記のように全かぶせと半かぶせがありますが、全かぶせの方がおすすめです。
画像:キッズアミ
半かぶせはオシャレですが、次のようなデメリットがあります。
- 後ろから簡単に開けられるので、防犯上良くない
- かぶせの部分にものを挟めない
- 交通安全用のビニールカバーが合わない
後ろから簡単に開けられてしまうというのが最大の欠点で、ピアニカなどをかぶせに挟むことはできないなど、細かいデメリットがあります。
これらの欠点を考えると、スタンダードな全かぶせを選んだ方が良いでしょう。
刺繍が入っていない
刺繍が入っているランドセルはオシャレですが、次のような欠点があります。
- 水が入ってきやすい
- 素材の強度が落ちる
- 成長してデザインが気に入らなくなる場合がある
刺繍が入ると浸水しやすくなるなど、少しですが強度が落ちてしまいます。
下の図のように、ハートや花柄が入っていると可愛らしく、低学年の子が気に入ることが多いですが、高学年になるとデザインが気に入らなくなってしまうことがあります。
出典:amazon
ランドセル選びでは「シンプルイズベスト」が後悔しないための大切なポイントです。
⑶ 色
ランドセルの色は種類が豊富になってきていますが、後悔しないためには「人気のある無難な色」を選ぶのがおすすめです。
下の表はベネッセのアンケート結果をまとめたものですが、女の子は「ピンク」「赤」、男の子は「黒」「紺」など、昔ながらのカラーが人気があります。
Qランドセル、何色を買いましたか?
出典:ベネッセ教育情報サイト
子供たちが一番気にするのが色ですが、色は一番後悔しやすいポイントです。
「どうしてもこの色が良い」というような強い希望が無い限りは、スタンダードな色をご両親がえらんで上げることをおすすめします。
⑷ 大きさ
ランドセルの大きさは、次の3つがあります。
- A4教科書対応サイズ(約21.5cm×29cm)
- A4クリアファイル対応サイズ(約22.3cm×31cm)
- A4フラットファイル対応サイズ(23.3cm×31cm)
一番のおすすめはA4フラットファイル対応サイズで、ゆとり教育が終わって教科書が厚くなる傾向がある現在では、大きめのサイズがおすすめです。
重さ的にも大体100g程度の差しかありませんので、「大は小を兼ねる」という言葉通り、大きめのサイズを選びましょう。
⑸ 頑丈さ
ランドセル選びの際は素材選びに合わせて、メーカーが頑丈さにこだわりを持っているかチェックをしましょう。
例えば、セイバンは、下の図のように「タフかるプレート」という軽量で頑丈なプレートを内部に入れることで、ランドセルの潰れにくさが従来の倍になっています。
耐久性が弱い人工皮革でも、このように耐久性をアップする取り組みによって6年間しっかり使うことができます。
⑹ 背負いやすさ
ランドセルの背負いやすさは次の3点をチェックすれば分かります。
- 可動式の背カン
- 肩ベルトの形状
- 背中のクッション加工
この3点にこだわりがあるランドセルがおすすめです。
それぞれご紹介します。
可動式の背カン
背カンとは、ランドセル本体に肩ベルトを装着する部品のことで、可動式と固定式のものがありますが、可動式は動きに合わせてランドセルが動くので体への負担が少ないです。
出典:amazon
可動式タイプは、成長に合わせてフィットするので、旧来の固定型より大きなメリットがあります。
肩ベルトの形状
肩ベルトは、形状が工夫されているものや長さ調節できるものなど、各メーカーがいろいろなこだわりを出している部分です。
出典:amazon
長さ調節できれば、体格が大きくなった時も柔軟に対応できます。
背中のクッション加工
背中のクッションは立体的に加工されているものがおすすめで、クッションに工夫がされていると背負ってて痛くなりにくいからです。
下の写真は「バオバブの願い」のナチュラルフィットクッションと呼ばれる仕組みで、人間工学に基づいて設計されています。
出典:amazon
各メーカーによって形は変わりますが、どのような工夫がされているかチェックしてみてください。
⑺ 安全性
ランドセルは棒番ブザーを付けやすいか、また、光を反射する反射材(リフレクター)を付けやすいかなどをチェックしておきましょう。
防犯ブザーは肩ベルトに付けられるタイプが好評で、何かあった時にすぐ使うことができます。
出典:amazon
反射材がついていると雨の日や暗い夜道でも事故のリスクを減らすことができるので安心です。
⑻ 6年間保証
ランドセルを購入する際は、修理保証が付いているタイプを選ぶのがおすすめです。
ただ、6年間保証が付いているだけではダメで、次に挙げるように保証内容をチェックすると安心です。
- 無償修理できるか
- 代替えのランドセルを借りることができるか
どういう場合が有償修理になるのかなどをしっかり確認しておきましょう。
また、代替えのランドセルを借りることができると、修理期間中のランドセルを心配する必要がないので安心です。
⑼ 価格
ランドセルにかけるお金は徐々に高くなりつつありますが、おおよそ4万円〜6万円程度が平均です。
下の表は、ランドセルブランドごとの費用をまとめたものですが、4~6万円の価格帯がおすすめです。
値段が安いランドセルは耐久性に問題がある場合がありますので、有名ブランドで評判の良いものから選ぶことをおすすめします。
(10) 子供の好み
子供の希望だけで選ぶべきではありませんが、子供の好みと全く違うものを選んでしまっては、イヤになってしまう可能性があります。
全部をかなえてあげるのは難しいかもしれませんが、「どんなランドセルがほしいの?」とクリスマスプレゼントの希望を聞くように、さり気なく尋ねるのも良いかもしれません。
もし、子供の希望や好みを最優先にするのでしたら、「後悔することも1つの教育」として考えておくことをおすすめします。
もうあんたが好きなのを選びなさいと。
ランドセルも本人に色とかデザイン選ばせたけど、当時と好みが変わっちゃったもんだから「ランドセル水色か茶色にすればよかった」って後悔してるよw
ちょっとピンクがかった赤だよw
出典:twitter
どんなに慎重にランドセルを選んでも後悔してしまう可能性はあるので、それなら本人に選ばせて学んでもらうというのも、1つの教育方針としてはアリだと思います。
ただ、ご両親や祖父母が選んだランドセルを大事に使わせるのも素晴らしい教育になるはずです。
ランドセル選びはご両親の教育観が表れるシーンでもあるので、「子どもをどう育てたいか」一度考えてみることもランドセル選びで後悔しないために役立ちます。
4. プロがおすすめするランドセルメーカー3選
3章でご紹介したポイントを踏まえて、まずはメーカーを選びましょう。
ランドセルを作っている会社は100社近くありますが、これまでの10のポイントを踏まえて、おすすめのランドセルメーカーを3社紹介します。
基本的に下記の3社のホームページにいき、現在販売中の商品の中から予算とお子さんの好みに合ったランドセルを選びましょう。
- 「セイバン」:https://www.seiban.co.jp/
- 「フィットちゃん」:http://www.fit-chan.com
- 「鞄工房 山本」:https://www.kabankobo.com/(2021年モデル完売)
まずは、これらのメーカーがどんな会社か、そして商品にはどんな特徴があるのかを解説しますので、良さそうな1社を選びましょう。
さすがに時期によっては売り切れもありますが、これらの会社は超大手であり、大量に作っているため、どの時期でも豊富なモデルの中から選ぶことができます。
※とはいえ、人気な商品は日々売り切れて行きます。気に入ったものを見つけたら、なるべく早く注文しましょう。
購入は公式通販サイトから
ランドセルは、メーカーの公式サイト、公式通販サイトから購入するのが最もおすすめです。
特に最近は、偽物を送りつけられたり、振り込んだのに届かないということも起こっています。また、在庫の種類も豊富で、公式ページでしか買えないモデルもありますので、下記の公式サイト、公式通販サイトから購入するようにしましょう。
「セイバン」:2021年モデルで最もおすすめのメーカー
「セイバン」はCMでもおなじみの国内に3つも工場をもつ最大手の大手ランドセルメーカーです。
背負いやすくする仕組み、6年間しっかり使える仕組みがトップクラスに充実しています。 先ほど紹介した背負いやすくするための「天使のはね」の他に、とにかく背負いやすい工夫が施されたランドセルです。
その他、とにかく6年間しっかり使えるような頑丈な作りも魅力的。
- タフかるプレート:ランドセルがつぶれにくい補強素材
- 総内張りPET:ランドセルの内側の汚れにも強い
- チルトプレート:ランドセルの中の教科書が動きにくく負担になりにくい
背負いやすさ、丈夫さなどどれをとってもピカイチなので、まずはセイバンをチェックしましょう。 PUMAやコンバースなどともコラボした、豊富なラインナップがあり、お子さんに合ったランドセルがきっと見つかります。
セイバン詳細データ
会社名 | 株式会社セイバン |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税抜き) | 38,700円〜76,500円 |
ラインナップ | 34のモデル×豊富なカラー |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「フィットちゃん」:理想のランドセルを見つけるために併せてチェックしたい
「フィットちゃん」は背負いやすさ、丈夫さやコスパを踏まえ、セイバンの次におすすめのランドセルです。
背負いやすさ、丈夫にする工夫はピカイチで、特に壊れやすいと言われる背カンは10万回の耐久性テストを実施しています。
デザインも豊富で、値段の安いクラリーノ~高品質なコードバンまで50モデルから幅広く選べるので、セイバンと合わせて検討すればぴったりなランドセルに出会いやすいです。
好みのランドセルがない場合も、1億通り以上のランドセルをオーダーメイドで作ってくれるので、お子さんやご家族の望み通りのランドセルが手に入ります。
要注意:
2021年入学モデルはオーダーメイドが限定500個のようです。 例年6月末には完売するようですので、オーダーメイドが欲しい方は早めに予約しましょう。(価格・税別58,500円~)オーダーメイド予約ページ: https://www.fit-chan.com/ordermade/
フィットちゃん詳細データ
会社名 | 株式会社ハシモトBaggage |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税抜き) | 37,000円〜90,000円 |
ラインナップ | 50のモデル×豊富なカラー+オーダーメイド |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「鞄工房山本(完売)」:牛革のランドセルが欲しい方は必ずチェックすべき
※2021年入学モデルは完売しました。
※2022年入学モデルのカタログ請求開始。ランドセルは2021年4月~販売されます。
「鞄工房山本」はランドセルを作り続けて50年以上経つ、老舗のカバンメーカーです。
特に牛革のランドセルの種類が豊富で、下記のように様々な色から選ぶことができるため、牛革のランドセルを探している方は好みのデザインがきっと見つかります。
上記2メーカーより価格帯の安い牛革のランドセルもあるため、価格を抑えた牛革を探している人に最もおすすめです。
鞄工房山本詳細データ
会社名 | 株式会社鞄工房山本 |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税抜き) | 45,363円〜 172,727円 |
ラインナップ | 22のモデル×豊富なカラー |
鞄工房山本 公式ストア: https://www.kabankobo.com
2021年入学モデルは完売しています。
2022年入学モデルは4月から販売開始。カタログ請求はできます。
Q. 2021年モデルのランドセルのおすすめは?
2021年モデルのおすすめを調べるにあたって、「41メーカーを徹底比較。2021年男女・価格別おすすめランドセル12選」の記事で41メーカーから徹底比較しました。
その結果として、男女別・価格帯別におすすめのランドセルは以下の通りです。
男の子におすすめ
- ~4万円・・・・「フィットちゃん201(フィットちゃん)」
- 4~5万円・・・・「ユアメイト チャーリー(セイバン)」
- 5~6万円・・・・「モデルロイヤル ベーシック(セイバン)」★迷ったらこれ
- 6~7万円・・・・「モデルロイヤル クラシックナイトII(セイバン)」
- 7~8万円・・・・「牛革ランドセル 安ピカッタイプ(フィットちゃん)」
- 8万円~・・・・「ベーシックカラー コードバン(土屋鞄)」
女の子におすすめ
- ~4万円・・・・「フィットちゃん201(フィットちゃん)」
- 4~5万円・・・・「ユアメイト ボニー(セイバン)」
- 5~6万円・・・・「モデルロイヤル ベーシック(セイバン)」★迷ったらこれ
- 6~7万円・・・・「モデルロイヤル クリスタル(セイバン)」
- 7~8万円・・・・「牛革ランドセル 安ピカッタイプ(フィットちゃん)」
- 8万円~・・・・「コードバンランドセル(フィットちゃん)」
5. ランドセル選びで失敗しないために知っておくべきこと
ランドセルは親が決めるのか?子供に選ばせるのか?ご家庭によっても様々で、下記のように様々な思いが巡ってしまうかもしれませんね。
- 「子供に選ばせて、あまりに奇抜なデザインにされても困る・・・」
- 「あまり高いものを選ばれても困る・・・」
- 「せっかくだから子供に自由に選ばせたい・・・」
そこで、ランドセル選びの際に、子供と楽しくスムーズに決めていくために、ランドセル選びのコツを紹介します。
5-1. 親の好みと子供の好みは違うことを理解する
親御さんは長く気に入って使えるように、様々な思考を張り巡らせますが、子供は中々そこまで頭はまわりません。
そのため、どうしてもランドセル選びでは、親と子の意見が合わないことは多々あります。「完全に子供に選ばせるのはちょっと・・・」「でも親の意見で全て決めてしまうのもちょっと・・・」と悩みながら結局は子供に選ばせたというケースが多いようです。
子供に自由に選ばせたという人が7割というデータもあるほどです。
親の好みと子供の好みが違うことをまずは理解しておきましょう。
5-2. 実店舗には行く場合は注意
実店舗では人気カラーはすぐに売れるので、「イメージしていたものが売り切れ」というケースも多く、ネットで購入する人も非常に増えています。
そして、実店舗で試着しながら選んだ場合、冒頭で紹介したような「親の思っていた価格帯よりも高いものを選びたがったり、奇抜なデザインを選んでしまい、駄々をこねられ困り果てる」というのがよくある光景です。
実店舗に行って、試着させたり、質感や色味を見たいという場合は、子供が親の意図しないものを選んだ時にどうするかを考えておきましょう。
しっかりしたブランドであれば、質感や色味など大きくイメージと違うということも滅多にないので、人気でおしゃれなものを選びたい人は、メーカーの公式ページで早めに予約をするのが主流となっています。
5-3. メーカーや色をある程度絞ってから子供に選ばせる
「ある程度予算が決まっている」「気持ちよく子供に選ばせたい」というのであれば、子供が情報を持たないうちに、希望のメーカーで、価格帯や型番などを絞ってしまいましょう。
公式ページのサイトを開き、色のバリエーションを見せながら、カラーだけ選ばせるのがおすすめです。
もし気に入らなかったり、すでに希望がある場合は、子供の希望を聞いてまた調べ直しても良いかもしれませんね。
6. 参考:ランドセルが早く買われるようになったのはなぜ?
ランドセルはここ10年で購入時期が大きく前倒しされています。統計局が出しているデータでは、半年以上も早まっています。
それでは、なぜランドセルの購入時期が早まったのでしょうか?
その理由は、祖父母世代が、夏休みシーズンに孫にプレゼントするケースが非常に増えています。
といのも、子どもや数が減る中で、祖父母世代が子ども1人にかけることができる金額が増えており、ランドセルにお金がまわっていることが要因と言われています。
出典:サンケイリビング新聞社
サンケイリビング新聞社の資料によると、ランドセル購入費用は祖父母世代が支払ったと答えた人が7割近くとなっています。
少し前と今ではランドセルの機能やカラーなど大きく変化しているので、もし、「祖父母世代がにカンパしてもらえる」ことになった場合に備えて、ある程度ランドセルを事前に目星をつけておくのが良いでしょう。
7. さいごに
ランドセルの購入時期や選び方などについて詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか?
ランドセルは、現在予約のピークは7月と言われており、続いて8月、9月と続きます。7月頃には予約が開始され、人気商品や機能性や価格帯がちょうど良いものは売り切れてしまいます。
そのため、なるべく早くからランドセル探しに取り掛かることをおすすめします。
もし、こだわりが特になく、安ければ良いという人は、ネットで型落ちや売れ残りなどのアウトレット品を探したり、年末以降のセールのタイミングで購入すると良いでしょう。
2021年おすすめのランドセルメーカー3選
ちなみに、2021年ランドセルのおすすめメーカーは下記の3社です。まずはメーカーを決めて、ある程度絞った上で子供に選ばせることをおすすめします。
- 「セイバン」:https://www.seiban.co.jp/
- 「フィットちゃん」:http://www.fit-chan.com
- 「鞄工房 山本」:https://www.kabankobo.com/(2021年モデル完売)
まずはセイバンの2021年無料カタログを入手しよう!
例年、夏頃までには人気モデル・カラーは在庫が少なくなるため、まずはセイバンの2021年無料カタログを早めに入手しましょう。
さらに、セイバンならオンライン公式ストア限定の早期割引10%OFF(申込2020年9月1日まで)もあるため、安く買いたい人には特におすすめします。
このページを参考に、お子さんの小学校生活にぴったりのランドセルが見つかることを心から祈っています。