「ランドセルっていくらくらいするの?」「いくらくらいのランドセルを買えば良いの?」とランドセルの価格について調べていませんか?
ランドセルは1万円以下のものから10万円以上するものまで価格は様々です。安く買おうと思えばいくらでも費用はおさえられますが、しっかり選ばなければ後悔する恐れがあるので注意が必要です。
そこで、百貨店のランドセル売り場で勤務し、実際に2人の子育てをしてきた筆者が、ランドセルの価格や選び方のポイントなどついて下記の流れで紹介していきます。
- ランドセルの価格ってどれくらい?
- ランドセルの安いものと高いものの違い
- ランドセルを選ぶ2つのステップ
- 【ステップ1】メーカーを決める6つの基準と19社の徹底比較
- 【ステップ2】ランドセルを選ぶ際の4つのポイント
- 価格帯別!プロがおすすめするランドセル12選
- 覚えておきたい!ランドセルに必要なお手入れ
このページを読んでいただければ、ランドセルのおおよその価格がわかり、どのようにランドセルを選べば良いか分かるのでぜひご覧ください。
1. ランドセルの価格ってどのくらい?
ランドセルの価格は様々で、1万円程度で買えるものもあれば10万円以上する高級なランドセルもあります。
ランドセルの購入価格は年々上がってきており、それに合わせてランドセルの価格も少しずつ高くなってきています。
最近のランドセルは、どのくらいの価格帯で販売されているのか?について紹介していきます。
1-1. メーカー別のランドセル価格帯
ランドセルの価格はメーカーによって大きく異なります。
そこで、今とても評判になっているランドセルメーカーの価格帯を分布図にしてまとめたのが下の図です。
ランドセルメーカー最大手のセイバンやフィットちゃんの価格帯が10万円以下でおさまっています。
これから分かることは、10万円以内で十分に質の良いランドセルが購入できるということです。
鞄工房山本や黒川鞄工房などの工房系メーカーは値段が高い傾向があり、10万円超えの商品を多数扱っていますが、これは数が少ないゆえの値段設定であり、性能・品質に大きな差はありません。
1-2. ランドセルの購入価格の目安
上の図にも書いていますが、価格帯別に次のように考えておくと良いでしょう。
- 5万円以下・・・費用をおさえて買いたい方向き
- 5~7万円・・・人気の価格帯。スタンダードなランドセルがほしい方におすすめ
- 7万円以上・・・クオリティーの高いランドセルがほしい方におすすめ
4万円を切るようなランドセルは、すぐに壊れてしまう、背負いやすさを考慮されていないものがあるので注意が必要です。
そのため、費用をおさえたい方でも4万円以上、できれば5万円以上のものから選ぶと失敗しにくいです。
ちなみに、おすすめのランドセルメーカーは以下の3社です。格安品から高級品まで幅広く扱っているので、販売中の商品の中から予算とお子さんの好みに合ったランドセルを選べば間違いないでしょう。
次の章で、価格帯別のランドセルの特徴を詳しく紹介していきます。
2. ランドセルの安いものと高いものの違い
ランドセルは、およそ値段と品質は比例します。平均的なものよりも高いものになってくると、耐久性に加えて、使いやすさや、高級感、フィット感などがプラスされていきます。
下記のように大枠で3つの価格帯に分けて違いを解説していきます。
- 低価格のランドセル(5万円以下)
- 平均的なランドセル(5万円〜7万円)
- 高価格のランドセル(7万円以上)
2-1. 低価格のランドセル(5万円以下)
下記は低価格帯のランドセルの特徴です。
- 人工皮革で軽量タイプが多い
- 展示品や型落ち
- 海外製品もあり
- ニトリのような格安のブランド
最低限の品質は保っているものの、小学生と言えどたくさんの教材を入れて、晴れた日も雨の日も毎日使い、走り回ることになります。
ランドセルにかかる負担はとても大きいため、丈夫さや防水性などやはり様々なこだわりが必要になってきます。
そのため、もし低価格なものを選ぶ場合は下記の点について十分にチェックをしてから購入しましょう。
- 壊れた場合の保証
- 防水、撥水加工
- 背中部分の通気性(ムレやすい部分の)
- A4サイズの収納に対応しているか
2-2. 平均的なランドセル(5万円〜7万円)
5万円〜7万円であれば平均的な価格帯になりますので、おおよその機能は全く問題ないでしょう。
しかし、まだまだ機能性の高いランドセルはあり、それらと比較すると妥協が必要になるかもしれません。
特徴としては下記のようになります。
- 人工皮革や牛革の素材
- 定番デザインから流行のデザインまで豊富
- 国産品・職人の手縫いで丈夫
- 使いやすさや通気性なども合格点
- 6万円以上のランドセルの売れ残りなど
2-3. 高価格のランドセル(7万円以上)
7万円以上の高価格帯のランドセルは、大人の目から見てもほとんど妥協なく、優れた機能を持っているものが多いです。
おおよそ下記のような特徴を持っています。
- 牛革やコードバン(馬の革)など高価な天然の皮
- 国産品・職人の手縫いで丈夫
- 使いやすさや通気性なども一級品
- 高いデザイン性
- オーダーメイドで作れるものもある
- ブランドが高級イメージ
以上のように低価格帯のものは、少し注意も必要なので、平均的なランドセルがおすすめです。
ランドセルはどのくらいの価格のものを買えばいいの?
ランドセルの値段は大体5~7万円程度のものがおすすめです。
ランドセルの購入価格は年々高くなっており、下の表は2023年度用ランドセルの購入金額をまとめたものですが、55,000円以上が50%以上を占めることが分かります。
全体の購入平均額は59,138円になりました。去年より600円程度上がりました。
筆者の目から見ても、5〜6万円程度のランドセルは丈夫でデザイン性や機能性にも優れているので、おすすめの価格帯です。
人気なものはどんどん売れていって、時期が遅れると人気なものは売り切れてしまうことも多いので注意しましょう。
長く使うことを考えると・・・
安いものだと3万円以下のものも豊富にありますが、「長く使えること(耐久性や体格が変わっても使い続けられること)を考えると、3万円〜8万円のものに落ち着く」というのが皆さんと同じ境遇にある方々の心境のようですね。
3. ランドセルを選ぶ2つのステップ
価格帯を決めたら、今度はランドセルを正しく選んでいきましょう。
ランドセルには、100以上のメーカーがあります。ランドセル専門のメーカー、鞄専門店、大手スーパーなど、様々な会社がランドセルのメーカーとして存在しています。
そして、そのメーカーごとに100デザイン以上のランドセルを出しているため、全てのランドセルを比較して選ぶのは実際に不可能です。
そこで、下記2つのステップで比較をしていくことがベストです。
- ステップ1. メーカー(ブランド)を決める
- ステップ2. 各メーカーのバリエーションから選ぶ
「メーカーを選ぶ基準」「その中でいいランドセルを選ぶ基準」はそれぞれ異なります。
このページではランドセルを選ぶコツを交えながら、ベストなランドセルを紹介していきます。
4.【ステップ1】メーカーを決める6つの基準と19社の徹底比較
まずはメーカーを決めていきましょう。実際、有名なメーカーであれば差はほとんどありませんが、わずかな差が実は使って行く中で大きな差になって出るケースがあります。
結論を先に言うと以下のランドセルメーカーが私のおすすめです。
4-1. メーカーによってここが違う!ブランドを選ぶ6つの基準
長年、ランドセルメーカーで勤務してきた経験から、下記のポイントでランドセルを選ぶことをおすすめします。
- 6年間の保証があるか
- バリエーション(色合い)
- 選べる皮の種類
- 背負いやすさ
- 丈夫さ
- 大きさ・容量
6年間の保証があるか:修理補償してくれる?
ランドセルは基本的に6年間使うもの。何年か経ってから壊れた時に「直せない」とならないように「6年修理補償」をしてくれるところを選ぶのが基本です。
多くのメーカーで修理補償をしていますが、中には6年間、自然に使っていて壊れたのであれば無料で修理してくれるものも存在します。
ちなみにここで紹介しているメーカーさんは、修理中に代替のランドセルを貸してくれますので安心です。
バリエーション:お子さんの希望も入れながら選べそう?
メーカーごとに豊富な種類のランドセルをリリースしています。
ブランドを決めた上でお子さんの希望を取り入れながら選ぶという場合はバリエーションのいいブランドがおすすめです。
また、人と被りたくない、個性を出したいという方は「オーダーメイド」対応のメーカーを選びましょう。
選べる皮の種類:予算に合わせて幅広く選べる?
ランドセルに使われる皮の種類は大きく分けて3種類あります。
素材 | 価格 | 高級感 | 丈夫さ | 耐水性 |
コードバン(馬のお尻の革) | 高 | ◎ | ◎ | ◯ |
牛革 | 中~高 | ◯ | ◯ | ◯ |
人工皮革(クラリーノなど) | 低~中 | △ | △ | ◎ |
基本的に革の質が良ければ良いほど、丈夫で質感もいいですが、値段は高いです。
正直、6年使うことを考えると、予算が許すのであれば、丈夫で風合いもいいコードバンがおすすめで、その次が牛革、価格にこだわるのであれば人工皮革というイメージです。
このように、予算に合わせてコードバン〜人工皮革まで選べるメーカーだと安心です。
人工皮革には下記のように色々あります。クラリーノが多くのメーカーで使われる素材ですが、下記のような人工皮革を使うメーカーもあります。
- アンジュエール
- タフガード
- ベルバイオ
背負いやすさ:メーカーのこだわりはしっかり出てる?
各メーカーのこだわりが出るところ。例えば、セイバンの「天使のはね」は、下記のように両肩の付け根のところに白い樹脂が入っています。
これにより肩がぐっと立ち上がり、下図のように体によりフィットする作りになっているのです。
引用:セイバン
こういったこだわりは、メーカーごとに少しずつ違っています。各メーカーのこだわりをプロとして比較、また実際に使っているご家庭からのヒアリングをもとに5段階で評価しました。
ちなみに、試着した方がいいのでは..と思う方もいらっしゃるかと思いますが、1年ごとに体格がどんどん変わって行くので、「今背負いやすい」というポイント以上に6年間背負いやすいかということも意識したいです。
メーカーがあらゆる体格の子どもに背負いやすい設計をしているかをしっかりと見ていきたいです。
丈夫さ:背負いやすさと同様、メーカーのこだわりが出てる?
背負いやすさと同様、メーカーは強度を上げるために様々な取り組みを行っています。
例えば、セイバンは、下記のようにタフかるプレートという軽量で頑丈なプレートを内部に入れることで、ランドセルの潰れにくさが従来の倍になっています。
このように、メーカーはランドセルが6年間綺麗に使えるように様々な取り組みをしています。
大きさ・容量:A4フラットファイルが入る?
ランドセル選びで、見落としがちなのが大きさです。
実は、「A4のフラットファイル」が入るものと入らないものがあります。
ランドセルの内側の幅が23cm前後のケースがあり、これはA4フラットが入るか入らないかのところです。
A4フラットファイルが入らない場合、補助カバンに入れて持つことになり、両手が空きません。
「A4フラット対応」は徐々にスタンダードになりつつもメーカーによって対応がまちまちなので、きちんと見ていきましょう。
学校によってもA4フラットを使うところ、使わないところがあるので同じ学校にお子さんが通われる近所の方に聞いてみましょう。
4-2. 業界でも評判のいい19社を比較してみましょう!
長年百貨店のランドセル売り場で勤務してきて触れたことのある41社のランドセルメーカーの中で、近年特に業界での評判の良かった19社を下記のように比較してみました。
この19社であれば、全て日本国内で製造されているもので、縫製など品質にはほとんど差がありませんが、少しでもいいものを選ぶために比較していきましょう。
背負いやすさ・頑丈さの評価について
- ・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度がトップクラス
- ◎・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が非常に高い水準
- ◯・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が高い水準
- △・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は平均的
- ×・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は今ひとつ
背負い やすさ | 丈夫さ | 革の種類 | 価 格 帯 | 特 徴 | |
セイバン | |||||
フィ ットちゃん | ◎ | ||||
池田屋 | ◎ | ||||
鞄工房山本 | ◎ | ◎ | |||
アーティファクト | ◎ | ◎ | |||
土屋鞄 | ◎ | ◎ | |||
澤田屋ランドセル | ◎ | ◎ | |||
※2024年モデル受付終了 | ◎ | ◎ | |||
カバンのフジタ | ◎ | ◎ | |||
キッズアミ | ◎ | ◎ | |||
萬勇鞄 | ◯ | ◎ | |||
モギカバン | ◯ | ◎ | |||
ふわりぃ | ◎ | ◯ | |||
村瀬鞄行 | ◎ | ◯ | |||
フェフェ | ◎ | ◯ | |||
ララちゃん | ◯ | ◯ | |||
黒川鞄工房 | ◯ | ◯ | |||
イオン | ◯ | ◯ | |||
伊勢丹 | ◯ | ◯ |
この中から選んでいきましょう。正直スペックはどれも高く、悩むところですが、あえておすすめを選ぶとしたら下記の3メーカーです。
4-3. おすすめの3社はこんなメーカー
おすすめの3社は以下の3社です。基本的に下記の3社のホームページにいき、現在販売中の商品の中から予算とお子さんの好みに合ったランドセルを選べば間違いありません。
まずは、これらのメーカーがどんな会社か、そして商品にはどんな特徴があるのかを解説しますので、良さそうな1社を選びましょう。
次の章で、選び方、各メーカーの商品比較をしていきますので、決められないという方は次の章を見ていきましょう。
購入は公式通販サイトから
ランドセルは、メーカーの公式サイト、公式通販サイトから購入するのが最もおすすめです。
特に最近は、偽物を送りつけられたり、振り込んだのに届かないということも起こっています。また、在庫の種類も豊富で、公式ページでしか買えないモデルもありますので、下記の公式サイト、公式通販サイトから購入するようにしましょう。
「セイバン」:2024年入学モデルで最もおすすめのメーカー
「セイバン」はCMでもおなじみの国内に3つも工場をもつ最大手の大手ランドセルメーカーです。
背負いやすくする仕組み、6年間しっかり使える仕組みがトップクラスに充実しています。 先ほど紹介した背負いやすくするための「天使のはね」の他に、とにかく背負いやすい工夫が施されたランドセルです。
実際に、小児科医の98%が推奨するくらい、体への負担がすくなく、背負いやすいです。
引用:セイバン
その他、とにかく6年間しっかり使えるような頑丈な作りも魅力的。
- タフかるプレート:ランドセルがつぶれにくい補強素材
- 総内張りPET:ランドセルの内側の汚れにも強い
- チルトプレート:ランドセルの中の教科書が動きにくく負担になりにくい
背負いやすさ、丈夫さなどどれをとってもピカイチなので、まずはセイバンをチェックしましょう。プーマやオロビアンコとのコラボランドセルなど、豊富なラインナップがあり、お子さんに合ったランドセルがきっと見つかります。
セイバン詳細データ
会社名 | 株式会社セイバン |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税込) | 42,570円〜84,150円 |
ラインナップ | 34のモデル×豊富なカラー |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や、新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「フィットちゃん」:低価格のランドセルが豊富なメーカー
「フィットちゃん」は背負いやすさ、丈夫さやコスパを踏まえ、セイバンの次におすすめのランドセルです。
背負いやすさ、丈夫にする工夫はピカイチで、特に壊れやすいと言われる背カンは10万回の耐久性テストを実施しています。
デザインも豊富で、値段の安いクラリーノを中心に、50モデルから幅広く選べるので、セイバンと合わせて検討すればぴったりなランドセルに出会いやすいです。
好みのランドセルがない場合も、1億通り以上のランドセルをオーダーメイドで作ってくれるので、お子さんやご家族の望み通りのランドセルが手に入ります。
要注意:
2024年入学モデルはオーダーメイドが限定1,000個です。 例年夏には完売するようですので、オーダーメイドが欲しい方は早めに予約しましょう。(価格・税込68,200円~)
オーダーメイド予約ページ: https://www.fit-chan.com/ordermade/
フィットちゃん詳細データ
会社名 | 株式会社ハシモトBaggage |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税込) | 49,500円〜82,000円 |
ラインナップ | 50のモデル×豊富なカラー+オーダーメイド |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や、新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「池田屋」:牛革のランドセルが欲しい方は必ずチェックすべき
「池田屋」は設立から70年以上経つ、老舗のランドセルメーカーです。
シンプルで高品質なのが魅力のメーカーで、牛革のランドセルは高品質なのに上記の2メーカーよりも安く買えるのが魅力的です。
また、牛革でも下記のように様々な色を選べるのも魅力で、本体とフチの色を自分で組み合わせる「カラーオーダー」も可能です。
牛革のランドセルを探している方は合わせて検討すべきメーカーです。
池田屋詳細データ
会社名 | 株式会社池田屋 |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税抜き) | 53,000円〜 100,000円 |
ラインナップ | 14のモデル×豊富なカラー |
池田屋 公式ストア:https://www.pikachan.com/
5.【ステップ2】ランドセルを選ぶ際の4つポイント
メーカーを決めていただいたところで、メーカーのラインナップの中から一番いいランドセルを選びましょう。
基本的に上記3メーカーの公式ページに行き、お子さんの要望を取り入れながら選んでいただくのがベストですが、「どれにしたらいいかわからない」「何が違うのかわからない」という方のために、私なりの選び方とおすすめを紹介していきます。
ランドセルを選ぶ4つのポイント
メーカーが決まったらメーカーの中からお子さんにぴったりのランドセルを選んでいきましょう。
下記の4つのポイントを押さえておけば後悔する可能性を減らせます。
- スタンダードな色を選ぶ
- 全かぶせを選ぶ
- 軽いものを選ぶ
- なるべく上質な素材を使っているものを選ぶ
基本的に、「個性的で人と被らない」「子どもがどうしてもというから..」という理由で選ぶと失敗するリスクが高いです。
お子さんの希望を取り入れたい場合は、あなたがいくつかに絞り込み、その中から選んでもらうといいでしょう。
色:スタンダードな色を選ぶ
せっかくだし、みんなと被らないような個性的な色を..と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、飽きてしまう恐れもあるので、周りと違う奇抜な色はおすすめしません。
ここはあえて無難な色にするのがベストです。通う予定の小学校の登下校をチェックしたり、知り合いから聞くなどして、通学予定の学校でみんなが使っている色を選ぶようにしましょう。
ちなみに全国規模ですと、以下のランドセル工業会のアンケートの結果が参考になります。
Qランドセル、何色を買いましたか?
やはり6年間使うことを考えると、男の子は「黒」「紺」、女の子は「紫」「ピンク」「水色」「赤」を選んでおくのが安心です。また、男女共に「茶色」を選ぶ人が増えてきたのが最近のトレンドです。
また最近はベースはオーソドックスな色なのに、差し色で差をつけられるものも多いです。もし「ちょっとおしゃれに」ということであればそのようなランドセルもおすすめです。
出典:フィットちゃん
ランドセルの形:全かぶせを選ぶ
ランドセルの形は、基本的によくある「全かぶせ」のものを選びましょう。
今はメーカーによっては下記のようにかぶせの部分が半分しかない「半かぶせ」のものも出てきています。
画像:キッズアミ
ただし、全かぶせを選んでおいた方が後悔しにくいです。半かぶせを選ぶと下記のような失敗をしてしまうケースがあります。
- ランドセルカバーや教材が対応していない
- かぶせの部分にものを挟めない
- 後ろから簡単に開けられるので、防犯上良くない
こういった感じで、おしゃれですが注意点が盛りだくさんです。無難に「全かぶせ」を選んでおくのがおすすめです。
重量:重すぎず、軽すぎないものを
ランドセルは軽い方がいいのではないの?という方もいらっしゃるかと思いますが、おすすめなのは重すぎず、軽すぎないものです。
重量としては1,000~1,400gを目安に選ぶと失敗しにくいです。
1,000gを切るようなランドセルもありますが、軽すぎるものは壊れやすい傾向にあるため、なるべくこの範囲内で選びましょう。
素材:予算の範囲でなるべく上質な素材を
値段別にコードバン>牛皮>人工皮革と3種類ありますが、予算が許す限りいい素材のものを選んであげましょう。
高い素材は風合い、強度など、高くても選ばれる理由があるから売られています。
少なくとも、このページで紹介するブランドであれば高ければ高いものの方が質がいいので、予算が許す限り上質な素材を選んでいきましょう。
ここから予算別に先ほどのランドセルの中で2021年に特にオススメできるものを紹介していきます。
6. 価格帯別!プロがおすすめするランドセル12選
それでは、価格帯別におすすめのランドセルを紹介していきます。男の子向けのものと女の子向けのものに分けて紹介していきます。
それぞれ順にお伝えします。
6-1. 価格帯別:男の子におすすめのランドセル6選
各メーカーのランドセルの中から価格帯別に以下の観点を踏まえておすすめを紹介していきます。
- 色:無難な色が選べる
- 形:全かぶせで使いやすい
- 重量:重すぎず、軽すぎず
- 素材:予算の中でコスパよく
まずは男の子向けのおすすめランドセルを価格別に並べると以下のようになります。
- ~4万円(税抜)・・・・「ユアメイト ウィリー」(セイバンなど)」
- 4~5万円(税抜)・・・・「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ(フィットちゃん)」
- 5~6万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」★迷ったらこれ
- 6~7万円(税抜)・・・・「防水牛革プレミアム カラーステッチ(池田屋)」
- 7~8万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル・レジオ ノワール」(セイバン)」
- 8万円(税抜)~・・・・「防水コードバン(池田屋)」
1つずつ紹介しますが、いくらくらいのにすればいいのか見当もつかないという方は多くの方が選ばれている価格帯の「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」が最もおすすめです。
男の子~4万円:セイバン「ユアメイト ウィリー」
大手メーカーで定価4万円以内の商品はありませんが、「ユアメイト ウィリー」は43,000円(税込47,300円)で購入可能です。アンジュエールグロスというつやめきがあり、はっ水性の高いセイバンオリジナル素材が使われており、丈夫で背負いやいです。
クルマをモチーフに、親しみやすいベーシックなデザインになっており、クルマのフロント部分をイメージしたカブセのステッチや、カブセ裏にもクルマをプリントするなどポップな雰囲気が演出されています。
「天使のはね」も搭載され背負いやすく、左右前後に反射材が付いているため、暗い夜道や雨の日でも安心できる機能に優れたランドセルです。
カラーバリエーション(男の子向け2色)
ユアメイト ウィリー詳細データ
価格 | 47,300円(税抜43,000円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(アンジュエール グロス) |
重量 | 約1,150g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子4~5万円:フィットちゃん「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ」
「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ」は「フィットちゃん」のランドセルです。
フィットちゃんの中で最も安いランドセルで、少しでも安く良い物をという方におすすめです。
カラーバリエーションも豊富で、フィットちゃんならではの背負いやすさ・丈夫さを持つ、最もおすすめのランドセルの一つです。
カラーバリエーション(男の子向け3色)
フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ詳細データ
価格 | 55,000円→46,750円(いつでも15%OFF価格。税込・送料無料) |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ) |
重量 | 約1,050g |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子5~6万円:セイバン「モデルロイヤル クラシック」
「モデルロイヤル クラシック」はセイバンの出すコスパ抜群のランドセルです。
刺繍などを控えていて、飾り気のないシンプルさが特長で、高学年になっても使いやすいはずです。
税抜き価格6万円以下で買えるランドセルの中では機能性、耐朽性、高級感、どれをとってもおすすめです。
カラーバリエーション(全4色)
モデルロイヤル クラシック詳細データ
価格 | 62,700円(税抜57,000円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ 「レインガード Fα」) |
重量 | 約1,280g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子6~7万円:池田屋「防水牛革プレミアム カラーステッチ」
7万円以下で牛革のランドセルは滅多に売っていませんが、「防水牛革プレミアム カラーステッチ」など「池田屋」は6~7万円の牛革のランドセルを豊富に扱っています。
オーソドックスな色をベースに、糸の色でアクセントがついているので、シンプルながら飽きにくいデザインになっています。
池田屋のランドセルは防水牛革で、人工皮革と天然皮革のハイブリッド構造になっており、牛革にしては軽くなっているので、重くないランドセルを探している方にも向いています。
カラーバリエーション(男の子向け全5色)
イタリア製防水牛革プレミアム カラーステッチ詳細データ
価格 | 72,000円(税込・送料無料) |
使用素材 | 牛皮(一部クラリーノ) |
重量 | 約1,300g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子7~8万円:セイバン「モデルロイヤル・レジオ ノワール」
2024年モデルで新登場した「モデルロイヤル・レジオ ノワール」は、高級感正統派デザインのランドセルです。
かぶせ内側のストライプ柄やアンティークゴールドのファスナーや引き手など、細部にもこだわり抜いています。
男の子向けモデルロイヤルの最高級モデルであり、タブレットやノートPCを安全に収納できる「収納ポケット付き」です。
カラーバリエーション(全2色)
モデルロイヤル・レジオ ノワール 詳細データ
価格 | 収納ポケットなし: 80,300円(税抜70,300円)送料無料 |
使用素材 | アンジュエール タフプラス |
重量 | 約1,290g |
セイバン公式ストア:https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
在庫情報(2024年11月)モデルロイヤル・レジオ ノワールは、セイバン公式ストアで男の子向けの全色在庫があります。人気商品なのでお早めに。
男の子8万円超え:池田屋「防水コードバン」
8万円越えのランドセルになるとコードバンを選べるようになりますが、3メーカーのコードバンのランドセルで最もおすすめしたいのが「池田屋」の「防水コードバン」です。
どれも高品質ですが、コードバンのランドセルはフィットちゃんからは販売されておらず、セイバンは9月1日に販売終了したため、3メーカーで最も安く手に入るコードバンランドセルだからです。
参考:コードバン比較表
メーカー | 型名 | 価格(税込) |
セイバン | ホマレ アンティークコードバン | 9/1で販売終了 |
フィットちゃん | なし | ー |
防水コードバン | 110,000円 |
「防水コードバン」は「池田屋」の中で最も高級なランドセルです。
コードバンの美しさが際立つように、上品にツヤ消し加工で仕上げられています。
池田屋のランドセルは、背当てにはクラリーノが利用されており、コードバンのランドセルにしては軽くなっています。
「最高級素材を使いたいけど、軽いものが良い」という方におすすめです。
カラーバリエーション(全2色)
防水コードバン詳細データ
価格 | 110,000円(税込・送料無料) |
使用素材 | [カブセ] 防水コードバン [本体・背負いベルト表] 防水牛革 [カブセ裏・背負いベルト裏] クラリーノ [背あて] ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,400g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
在庫情報(2024年11月)
防水コードバンは、池田屋公式ストアで男の子向けの全色在庫があります。人気商品なのでお早めに。
6-2. 価格帯別:女の子におすすめのランドセル6選
女の子向けのおすすめランドセルを価格別に並べると以下のようになります。
- ~4万円(税抜)・・・・「ユアメイト ハンナ(セイバン)」
- 4~5万円(税抜)・・・・「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ(フィットちゃん)」
- 5~6万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」★迷ったらこれ
- 6~7万円(税抜)・・・・「ラフィーネ(鞄工房山本)」
- 7~8万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル(セイバン)」
- 8万円(税抜)~・・・・「防水コードバン(池田屋)」
1つずつ紹介しますが、いくらくらいのにすればいいのか見当もつかないという方は多くの方が選ばれている価格帯の「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」が最もおすすめです。
女の子~4万円:セイバン「ユアメイト ハンナ」
大手メーカーで定価4万円以内の商品はありませんが、「ユアメイト ハンナ」は43,000円(税込47,300円)で購入可能です。アンジュエールグロスというつやめきがあり、はっ水性の高いセイバンオリジナル素材が使われており、丈夫で背負いやすくなっています。
サイドにはクローバーとパステルイエローの小花をあしらい、控えめながらも存在感のあるデザインに仕上っています。
「天使のはね」も搭載され背負いやすく、左右前後に反射材が付いているため、暗い夜道や雨の日でも安心できる機能に優れたランドセルです。
カラーバリエーション(女の子向け2色)
ユアメイト ハンナ詳細データ
価格 | 47,300円(税抜43,000円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(アンジュエール グロス) |
重量 | 約1,150g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
女の子4~5万円:フィットちゃん「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ」
「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ」は「フィットちゃん」のランドセルです。
フィットちゃんの中で最も安いランドセルで、少しでも安く良い物をという方におすすめです。
カラーバリエーションも豊富で、フィットちゃんならではの背負いやすさ・丈夫さを持つ、最もおすすめのランドセルの一つです。
カラーバリエーション(女の子向け3色)
フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ詳細データ
価格 | 55,000円→46,750円(いつでも15%OFF価格。税込・送料無料) |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ) |
重量 | 約1,050g |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
女の子5~6万円:セイバン「モデルロイヤル クラシック」
「モデルロイヤル クラシック」はセイバンの中でコスパ抜群のランドセルです。
セイバンの特徴である機能を搭載し、可愛くて、高学年になっても飽きないシンプルな刺繍が特長です。
6万円台で買えるランドセルの中では機能性、耐久性、おしゃれ度、どれをとってもおすすめです。
カラーバリエーション(全4色)
モデルロイヤル クラシック詳細データ
価格 | 62,700円(税抜57,000円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ 「レインガード Fα」) |
重量 | 約1,280g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
女の子6~7万円:鞄工房山本「ラフィーネ」
「ラフィーネ」は、山本鞄工房の女の子向き牛革ランドセルです。
ティアラや花柄の刺繍が入ったオシャレなモデルで、鞄の中身は可愛らしいピンク色になっています。
四葉のクローバーが入っていて、幸せな学校生活を送れそうなデザインです。
用意されているカラーも豊富なので、気に入る色がきっとあるはずです。
カラーバリエーション(女の子向け全7色)
ラフィーネ詳細データ
価格 | 74,900円(送料無料・税込) |
使用素材 | 牛皮 |
重量 | 約1,450g |
鞄工房山本公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
在庫情報(2024年11月)ラフィーネは、鞄工房山本公式ストアで女の子向けの全色在庫があります。人気商品なのでお早めに。
女の子7~8万円:セイバン「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル」
「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル」は、"ニュアンスカラー"(複数の色味が混ざったような曖昧な中間色)と呼ばれる美しい色合いのランドセルです。
サイドにはお花の繊細な刺しゅうとクリスタルガラスがアクセントで、前ポケットの引き手は指輪をモチーフにしています。
女の子向けモデルロイヤルの最高級モデルであり、タブレットやノートPCを安全に収納できる「収納ポケット付き」です。
カラーバリエーション(全3色)
モデルロイヤル・レジオ ボタニカル 詳細データ
価格 | 収納ポケットなし: 80,300円(税抜70,300円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(アンジュエール グロス) |
重量 | 約1,410g |
セイバン公式ストア:https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
在庫情報(2024年11月)モデルロイヤル・レジオ ボタニカルは、セイバン公式ストアで女の子向け全色在庫があります。人気商品なのでお早めに。
女の子8万円超え:池田屋「防水コードバン」
8万円越えのランドセルになるとコードバンを選べるようになりますが、3メーカーのコードバンのランドセルで最もおすすめしたいのが「池田屋」の「防水コードバン」です。
どれも高品質ですが、コードバンのランドセルはフィットちゃんからは販売されておらず、セイバンは9月1日に販売終了したため、3メーカーで最も安く手に入るコードバンランドセルだからです。
参考:コードバン比較表
メーカー | 型名 | 価格(税込) |
セイバン | ホマレ アンティークコードバン | 9/1で販売終了 |
フィットちゃん | なし | ー |
池田屋 | 防水コードバン | 110,000円 |
「防水コードバン」は「池田屋」の中で最も高級なランドセルです。
コードバンの美しさが際立つように、上品にツヤ消し加工で仕上げられています。
池田屋のランドセルは、背当てにはクラリーノが利用されており、コードバンのランドセルにしては軽くなっています。
「最高級素材を使いたいけど、軽いものが良い」という方におすすめです。
カラーバリエーション(全2色)
防水コードバン詳細データ
価格 | 110,000円(税込・送料無料) |
使用素材 | [カブセ] 防水コードバン [本体・背負いベルト表] 防水牛革 [カブセ裏・背負いベルト裏] クラリーノ [背あて] ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,400g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
在庫情報(2024年11月)
防水コードバンは、池田屋公式ストアで女の子向けの全色在庫があります。人気商品なのでお早めに。
6-3. 3万円以下に費用を抑えてランドセルを買うなら?
どうしてもランドセルの費用を抑えて選ばないといけない場合もあると思います。
そんな時は特に、年明けになると、各メーカーが値引きを始め、百貨店やデパートなどで販売されたりします。値段を安く抑えたい方はそのタイミングを狙いましょう。
人気のランドセルは売り切れてほとんど残っていませんが、大手通販サイトでも人気がないランドセルの売れ残りや、前年度の型落ちのランドセルなどが1〜3万円程度の価格帯で購入が可能です。
公式サイトでアウトレット販売している所もあり!
おすすめの人気メーカーである「セイバン」「フィットちゃん」「山本鞄工房」では、公式アウトレットもあります。
どれも人気ですぐに売り切れてしまうケースがほとんどですが、在庫とタイミング次第では型落ちモデルを格安で手に入れることが可能です。
商品数がかなり限られるため、こまめにチェックすることをおすすめします。
アウトレットストア情報
- セイバンアウトレット:https://seiban.co.jp/outlet
- フィットちゃんアウトレット:http://www.fit-chan.com/outlet
- 山本鞄工房アウトレット:https://outlet.kabankobo.com/
ランドセルアウトレットの最新セール情報を知りたい方は、こちらのページ「ランドセルはセールで買って大丈夫?後悔しないための全知識」をご覧ください。
参考. 価格の安さだけで選んでしまった場合に起こりえるリアルな問題点
もし価格の安さだけでランドセルを選んでしまった場合には今回ご紹介したポイント以外にも、下記のような様々な起こり得ます。
- 友達の親が見た時に安物であるとバレてしまう
- 1年で壊れる
- 通気性が悪くカビが生える
- 肩が痛くて買い換える
安物を買ってしまったばっかりに、このような問題が起こる場合は少なくありません。
お子さんのためにも、型落ちでも、売れ残りでも良いので、せめてブランドにはこだわって、選んであげて欲しいというのが筆者の願いです。
7. 覚えておきたい!ランドセルに必要なお手入れ
ランドセルを長く綺麗に使うなら、時にはお手入れも必要です。
実質、こどもに手入れをさせるのはほぼ不可能ですので、なるべく手をかけずに長く綺麗に使うためにも、丈夫なものを選ぶことをおすすめします。
具体的には下記のような手入れが必要になります。
- 濡れた時
- 汚れた時
- 傷がついた時
それぞれ順に解説していきます。
① 濡れた時
乾燥した雑巾で水分を拭き取り、日陰干しをします。
天日干しやドライヤーなどで乾かすとひび割れなどの原因になりますのでおすすめしません。
中まで染み込んでしまった場合は、カビなどの原因にも繋がるため、やむなくドライヤーなどを使わざるを得ないかもしれません。
通気性の良いランドセルであれば、乾くのも早いです。
② 汚れた時
ランドセルが汚れてしまった場合は下記のようにランドセルの材質に合わせてケアをしましょう。
<天然皮革のランドセル>
クリーナーなどを使って、汚れをしっかりとふき取ります。そ布に少量のシリコン液やワックスなどをつけて磨き、空拭きして仕上げます。
<合成皮革のランドセル>
汚れを洗剤などを使ってふき取り、硬くしぼった布で水拭きをしても問題ありません。
③ 傷がついた時
傷がついたときは少量のオリーブオイルなどの植物性のオイルを塗ったり、同色のマジックペンなどで塗ると綺麗に見せることができます。
安いランドセルの場合、人工皮革であることも多く、どんどん剥がれてきてしまうこともあります。
8. 最後に
ランドセルのおおよその価格や価格帯別におすすめを紹介してきましたが、参考になりましたか?
今、人気なランドセルの価格帯・相場は下記のようになっています。
- 1位 5~6万円
- 2位 6〜7万円
- 3位 7〜8万円
- 4位 4〜5万円
- 5位 〜4万円以下
ランドセルメーカーを徹底的に比較した結果として、次の3社がおすすめです。
それぞれ、上記の公式サイトで予算やお子さんの希望を交えながら選んでみるのがおすすめです。
また、このページでおすすめしたランドセルは以下の通りです。
男の子におすすめ
男の子におすすめなのは下記の6商品です。
種類と価格 | 色と重さ | 特徴 |
ユアメイト ウィリー | ・全2色 ・約1,150g | ・キズや水に強い素材 ・カジュアルなデザイン ・値段と頑丈さを大事にしたい方向き |
フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ 55,000円→46,750円(税抜:46,000円) | ・全5色 ・約1,050g | ・シンプルなデザイン ・おすすめの中で一番軽い ・値段と軽さにこだわりたい方向き |
モデルロイヤル クラシック 62,700円(税抜57,000円) | ・全8色 ・約1,280g | ・キズや水に強い素材 ・フォーマルなデザイン ・セイバンのスタンダード的存在 |
| ・全8色 ・約1,300g | ・防水性の高い牛革 ・シンプルでオーソドックスなデザイン ・見た目の高級感にこだわりたい方向き |
| ・全2色 ・約1,290g〜 | ・収納ポケット付きタイプを選択できる ・美しい光沢とエレガントなデザイン ・タブレットやノートPCを安全に持ち運びたい方におすすめ |
110,000円(税抜100,000円) | ・全2色 ・約1,400g | ・最高級素材コードバンをカブセに使用 ・10万円台のコスパの良さ ・最高級素材にしたい方におすすめ |
女の子におすすめ
女の子におすすめなのは下記の6商品です。
・革の素材が持つ魅力を引き出すシンプルなデザイン・牛革にしたい方におすすめ
種類と税込価格 | 色と重さ | 特徴 |
ユアメイト ハンナ | ・全2色 ・約1,150g | ・キズや水に強い素材 ・クローバーが入ったデザイン ・セイバンで値段にこだわりたい方向き |
55,000円→46,750円(税抜:46,000円) | ・全5色 ・約1,050g | ・シンプルなデザイン ・おすすめの中で一番軽い ・値段と軽さにこだわりたい方向き |
モデルロイヤル クラシック 62,700円(税抜57,000円) | ・全8色 ・約1,280g | ・キズや水に強い素材 ・イチョウの葉を連想させる「イチョウ盛り」 ・クラシカルなデザイン |
ラフィーネ 74,900円(税抜68,091円) | ・全7色 ・約1,450g | ・コバ塗りされて上品な印象の牛革 ・ティアラのステッチが華やか ・見た目の高級感にこだわりたい方向き |
| ・全3色 ・約1,260g〜 | ・収納ポケット付きタイプを選択できる ・フラワージュエリーをイメージした華やかなデザイン ・タブレットやノートPCを安全に持ち運びたい方におすすめ |
110,000円(税抜100,000円) | ・全2色 ・約1,400g | ・最高級素材コードバンをカブセに使用 ・10万円台のコスパの良さ ・最高級素材にしたい方におすすめ |
このページを参考に、お子さんの小学校生活にぴったりのランドセルが見つかることを心から祈っています。