「牛革ランドセルを選んで大丈夫?」「牛革ランドセルで失敗しない?」と、牛革のランドセルにするか悩んでいませんか?
牛革はランドセルのメジャーな素材だったので、選んでも全く問題ないですが、軽い素材を選びたい方はクラリーノもチェックするのがおすすめです。
このページは、実際に百貨店でランドセルの販売員を行っていたことがある私が、牛革のランドセルを選んで失敗しないか、また、選ぶ際の注意点についてまとめたものです。
このページを読めば、牛革のランドセルを選んで失敗するリスクを無くすことができるので、ぜひご覧ください。
1. 牛革のランドセルで失敗する3つのケースと対処法
「牛革を選んで失敗するか」を心配する前に、まずは牛革の特徴をおさえておきましょう。
牛革には、以下のような長所と短所が挙げられます。
メリット | デメリット |
・耐久性がある ・高級感がある ・経年変化で味が出る | ・人工皮革より重い ・お値段が若干高め ・水に弱い |
牛革は以前はよく使われていたので、「子どもにも同じものを背負わせたい」と思って選ぶ方は結構います。
では、どんな時に失敗したと後悔することになるのか、口コミからご紹介します。
1-1. 牛革ランドセルで失敗したという3つのケース
牛革ランドセルを選んで、次のような点で後悔したという口コミがありました。
- ランドセルが重い
- お値段が高かった
- 水に弱い
それぞれ紹介します。
後悔するケース① ランドセルが重い
Twitterで「牛革のランドセルを選んで失敗した」という口コミを調べてみると、一番多かったのは「ランドセルが重い」というものです。
いくつかご紹介します。
本革なら男の子はコードバンが頑丈だしオススメと言われましたがうちが購入したところでは牛革よりもさらに100グラムくらい重かった!
ランドセル悩みますよね…
出典:Twitter
でも、教科書入れたら変わらないって声を見て、まぁいっかで牛革のを注文。
今、重いかな、手入れ必要かなと猛烈に後悔… 1400g、
軽量のと比べると300g違いそう。
合成皮革の方が良かったかなー いつも買ってから猛烈に考え込んでしまう悪い癖
出典:Twitter
と、ランドセルが重くて後悔したという口コミは結構見当たります。
牛革ランドセルの重さはどれくらい?
下の表は、主なメーカーのランドセルの重さを素材ごとにまとめたものです。
ランドセル素材で一番軽いのは人工皮革ですが、牛革は200~300g程度重いことが分かります。
メーカー ブランド名 | 人工皮革 | 牛革 | コードバン |
セイバン | 890~1,300g | 1,470g | 1,550g |
池田屋 | 1,100g | 1,300g | 1,400g |
鞄工房山本 | 1,290g | 1,420g | 1,500~1,550g |
キッズアミ | 1,050~1,260g | 1,360~1,470g | 1,650g |
黒川鞄 | 1,280g | 1,480~1,580g | 1,520~1,780g |
萬勇鞄 | 1,250g | 1,400g | 1,500g |
300gは教科書2~3冊程度なので、あまり心配しなくても大丈夫ですが、学校が遠かったり、置き勉が禁止だったりすると、大きな負担になるケースも考えられます。
もし、「少しでも負担を軽くしてあげたい」と考えるなら、人工皮革がベストです。
後悔するケース② お値段が高かった
これは牛革のランドセルに限ったことではないですが、せっかく高いランドセルを買ったのに、子どもが雑に扱って、「もっと安いので良かった」と後悔することはあります。
後悔したとまでは行きませんが、「価値が分からなかった」という口コミを紹介します。
そういえば私のランドセルは牛革のとても質の良いものを買い与えてくれていて、だけど当時の私はその価値がわからず、深みのある色や艶が同級生のソレと同じでない事に不満を抱いていた。
出典:Twitter
この口コミは子ども視点ですが、大人の側からしても、「子どもに牛革の価値は分からない」という口コミは見かけます。
牛革ランドセルは高いの?
素材別に価格を比較したのが下の表です。人工皮革<牛革<コードバンという順番で高くなっていることが分かります。
メーカー ブランド名 | 人工皮革 | 牛革 | コードバン |
セイバン | 47,300~75,900円 | 82,500円 | 93,500円 |
池田屋 | 51,000~60,000円 | 69,000~74,000円 | 98,000円 |
鞄工房山本 | 49,900~59,900円 | 69,900~79,900円 | 95,000~190,000円 |
キッズアミ | 506,00-80,300円 | 70,400~75,900円 | 121,000円 |
黒川鞄 | 68,000円 | 78,000~98,000円 | 98,000~398,000円 |
萬勇鞄 | 55,000~66,000円 | 64,900~74,800円 | 99,000~121,000円 |
お値段だけで選ぶとしたら、人工皮革の方がおすすめになります。
後悔するケース③ 水に弱い
牛革は人工皮革よりも丈夫ですが、一方で、水に弱いと言われています。
牛革のランドセルで雨に濡れてしわになったという口コミがありましたのでご紹介します。
今から思うと自分のバカ差に情けなくなるが良いもの持たせてくれてありがたいなぁ。
出典:Twitter
牛革は人工皮革と比べると頑丈ですが、一方で耐水性に弱いと言われています。
雨が強い日は傘を差してもランドセルが濡れてしまうことはよくあることなので、雨対策がしっかりされているランドセルを選んだ方が良いことは確かです。
1-2. 牛革ランドセルで後悔しないための3つの対処法
「牛革で後悔した」という口コミを見て、不安になった方もいると思いますが、対処法はしっかりあるので心配する必要はありません。
- 背負いやすいランドセルを選ぶ
- 予算に合ったランドセルを選ぶ
- 耐水性のランドセルを選ぶ
この3つをおさえれば、牛革ランドセルで後悔するリスクを最小にできます。
それぞれ紹介します。
対処法① 背負いやすいランドセルを選ぶ
ランドセルを選ぶ上で最も大切なことは、背負いやすいものを選ぶということです。
背負いやすいものを選べば、多少重くても体への負担を和らげて利用できるからです。
ランドセルメーカーのセイバンは、重荷が分散して、体への負担を軽減するような仕組みになっていることを実験で証明しており、医師の推奨まで獲得しています。
出典:セイバン
ランドセルはどれも一緒に見えますが、優良なメーカーほどランドセルの背負いやすさには強いこだわりを持っています。
「牛革で重いのは不安」と思うなら、ランドセルメーカーがどのように背負いやすさにこだわりを持っているかチェックしてから選びましょう。
対処法② 予算に合ったランドセルを選ぶ
「子どもに牛革の価値は分からない」と後で嘆かないようにするためには、予算に見合ったランドセルを選ぶことが大切です。
「子どもが雑に扱っているのを見て、後悔しないラインはどこだろう?」と一度考えてみましょう。
ちなみに、下の図は2024年度用のランドセルの購入金額を価格帯別にまとめたものですが、平均購入価格は59,138円になりました。
出典:ランドセル工業会
牛革のランドセルは7万円〜9万円なので、平均購入価格よりだいぶ高いと言えます。
もし、これが高いと思えるなら人工皮革にするべきです。
対処法③ 耐水性のランドセルを選ぶ
「牛革は水に弱い」と言われますが、優良なランドセルメーカーなら、水をはじく撥水加工を必ずしているので、6年間安心して使うことができます。
例えば、セイバンでは、水に浴びて劣化しないかをチェックする試験を行い、6年間劣化しないことを確かめています。
セイバン以外でも、池田屋は雨で浸水しないことを実験していますし、鞄工房山本でも水を弾くことを公式ページで紹介しています。
撥水性のある牛革ランドセルなら、雨に濡れても乾拭きするだけで大丈夫です。
牛革が欲しい方は、撥水加工をされているかなどをしっかりチェックしてみましょう。
1章まとめ
牛革ランドセルで失敗した口コミと、失敗しないための対処法をまとめると次のようになります。
- 牛革は重い・・・背負いやすいメーカーのランドセルを選ぶ
- 牛革は高い・・・予算に見合った中でランドセルを選ぶ
- 牛革は水分に弱い・・・撥水加工をしたランドセルを選ぶ
このように、牛革ランドセルで後悔しやすいポイントをおさえておけば、選んでも大丈夫です。
3章「牛革のおすすめランドセル3選」で背負いやすく、耐水性のあるランドセルを紹介するので参考にしてください。(値段も7~9万円と幅広く取りそろえました)
参考〜他の素材との比較まとめ〜
牛革以外の素材が気になる方もいると思いますので、他の素材との比較表を紹介しておきます。
素材 | 価格 | 高級感 | 丈夫さ | 耐水性 | 重さ |
人工皮革 | 低~中 | △ | △ | ◎ | ◎ |
牛革 | 中~高 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
コードバン (馬のお尻の革) | 高 | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
牛革は人工皮革とコードバンの中間的な位置にあり、「値段をおさえて、頑丈で高級感のあるランドセルを使いたい方」に向いています。
一方で、値段をおさえたい方や、軽いランドセルを選びたい方は人工皮革がおすすめです。
また、最高級のランドセルを使いたい方には希少なコードバンが向いています。
「牛革以外のランドセルが良いかも」と思った方は、4章「牛革以外のおすすめランドセル3選」をチェックしてみてください。
2. ランドセルの素材以外でチェックするべき4つのポイント
牛革で失敗しないための方法について紹介してきましたが、ランドセル選びは素材以外で失敗することの方が多いです。
特に次のような点で後悔するケースがあるので注意が必要です。
- 色
- 形
- 大きさ
- 頑丈さ
これらをおさえれば、牛革のランドセルを後悔なく、安心して6年間使うことができます。
それぞれ紹介します。
ポイント① 色
ランドセルのカラーは一番後悔しやすいポイントです。
子どもに好きなものを選ばせても高学年になった時に嗜好が変わって後悔する場合もありますし、親が選んでも「本当は別の色が良かった」と後悔する場合もあります。
簡単に答えは出ませんが、まずは、どんなカラーが選ばれているかをおさえ、それから子どもと相談して決めると良いでしょう。
上の表は、ランドセル工業会が調査した2024年のランドセルのカラートレンドです。
この調査結果を参考にして、もし、選ばれていない珍しいカラーを子どもがほしがった場合は、「他の子と違うけど気にならない?」など相談して決めると、後悔しにくくなるはずです。
ポイント② 形
ランドセルには、下記のように全かぶせと半かぶせがありますが、全かぶせの方がおすすめです。
画像:キッズアミ
半かぶせはオシャレに感じますが、次のようなデメリットがあります。
- 後ろから簡単に開けられるので、防犯上良くない
- かぶせの部分にものを挟めない
- 交通安全用のビニールカバーが合わない
後ろから簡単に開けられてしまうというのが最大の欠点で、それに加え、ピアニカなどかぶせに挟むことはできないなど、細かいデメリットがあります。
これらの欠点を考えると、スタンダードな全かぶせを選んだ方が無難です。
ポイント③ 大きさ
ランドセルの大きさには3つあります。
現在は教科書が厚く重くなっていく傾向があるので、大容量のA4フラットファイル対応サイズのものがおすすめです。
- A4教科書対応サイズ(約21.5cm×29cm)
- A4クリアファイル対応サイズ(約22.3cm×31cm)
- A4フラットファイル対応サイズ(23.3cm×31cm)
昨今のランドセルは基本的にA4フラットファイル対応になっていますが、クラリーノランドセルは数が多く、中にはA4フラットファイル対応になってない場合もあるので、一応調べておきましょう。
出典:鞄工房山本
重さを心配される方もいるかもしれませんが、大体100g程度の差しかありませんので、「大は小を兼ねる」という言葉通り、大きめのサイズを選びましょう。
ポイント④ 頑丈さ
ランドセルの構造が頑丈になっているのを選ぶとぺちゃんこになる可能性は少ないです。
例えば、池田屋では変形防止板が入っており、耐荷重約80kgの試験もクリアしています。
出典:池田屋
牛革は素材としては丈夫ですが、構造がしっかりしていなければ意味がありません。
ランドセルを選ぶ際は、形を保つ構造にしているランドセルメーカーがおすすめです。
次の章でおすすめのメーカーとランドセルを紹介していくので、参考にしてください。
3. 牛革のおすすめランドセル3選
牛革のデメリットやリスクをおさえた上で、牛革ランドセルを選びたい方のために、ここではおすすめのランドセルを紹介します。
百貨店のランドセル売り場で働いてきた経験と知識を活かし、近年特に業界での評判の良かった19社を下記のように比較してみました。
背負いやすさ・頑丈さの評価について
- ・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度がトップクラス
- ◎・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が非常に高い水準
- ◯・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が高い水準
- △・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は平均的
- ×・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は今ひとつ
背負い やすさ | 丈夫さ | 革の種類 | 価 格 帯 | 特 徴 | |
セイバン | |||||
フィ ットちゃん | ◎ | ||||
池田屋 | ◎ | ||||
鞄工房山本 | ◎ | ◎ | |||
アーティファクト | ◎ | ◎ | |||
土屋鞄 | ◎ | ◎ | |||
澤田屋ランドセル | ◎ | ◎ | |||
※2024年モデル受付終了 | ◎ | ◎ | |||
カバンのフジタ | ◎ | ◎ | |||
キッズアミ | ◎ | ◎ | |||
萬勇鞄 | ◯ | ◎ | |||
モギカバン | ◯ | ◎ | |||
ふわりぃ | ◎ | ◯ | |||
村瀬鞄行 | ◎ | ◯ | |||
フェフェ | ◎ | ◯ | |||
ララちゃん | ◯ | ◯ | |||
黒川鞄工房 | ◯ | ◯ | |||
イオン | ◯ | ◯ | |||
伊勢丹 | ◯ | ◯ |
(価格は税込)
この中で牛革を出しているおすすめのメーカーは次の通りです。次の3社は背負いやすさにこだわりがあり、撥水加工をしていて水にも強い牛革ランドセルになっています。
性能にこだわるならセイバン、軽さにこだわりたいなら池田屋、色やデザインにこだわりたいなら鞄工房山本がおすすめです。
それぞれ紹介します。
購入は公式通販サイトから
ランドセルは公式サイト、公式通販サイトから購入するのが最もおすすめです。
特に最近は、偽物を送りつけられたり、振り込んだのに届かないということも起こっています。また、在庫の種類も豊富で、公式ページでしか買えないモデルもありますので、下記の公式サイト、公式通販サイトから購入するようにしましょう。
おすすめの牛革ランドセル①:セイバン「ホマレ プレミアムレザー」(販売終了)
「ホマレ プレミアムレザー」は牛革を使ったセイバンの公式オンラインストア限定モデルです。
シンプルな正統派デザインだからこそ、高級感のある質感や光沢が引き立ちます。
セイバンの背負いやすさ・丈夫さはそのまま活かされているため、6年間安心して使うことができます。
カラーバリエーション(全3色)
ホマレ プレミアムレザー詳細データ
価格 | 82,500円 → 期間限定10%OFF価格 74,250円(税込・送料無料) |
使用素材 | 牛革(テープ類など一部クラリーノ) |
重量 | 約1,470g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
この商品は公式ストアでしか買うことができません。
おすすめの牛革ランドセル②:池田屋「イタリア製防水牛革プレミアム カラーステッチ」
7万円以下で牛革のランドセルは滅多に売っていませんが、「池田屋」は6~7万円の牛革のランドセルを豊富に扱っています。
池田屋の牛革ランドセルは「公式ページの牛革ランドセル一覧」から選べますが、イチオシなのは「防水牛革プレミアム カラーステッチ」です。
オーソドックスな色をベースに、糸の色でアクセントがついているので、シンプルながら飽きにくいデザインになっています。
池田屋のランドセルは防水牛革で、人工皮革と天然皮革のハイブリッド構造になっており、牛革にしては軽くなっているので、重くないランドセルを探している方に向いています。
カラーバリエーション(全8色)
イタリア製防水牛革プレミアム カラーステッチ詳細データ
価格 | 69,900円(税込) |
使用素材 | 牛皮 |
重量 | 約1,300g |
池田屋公式ストア:
池田屋は牛革ランドセルの種類が豊富にあるので、ここで紹介した以外のもチェックしてみると良いでしょう。
おすすめの牛革ランドセル③:鞄工房山本「ニューアンティーク」
「ニューアンティーク」は、山本鞄が2023年より販売する新モデルです。
ステッチが特徴的でカジュアルな印象を受けますが、かぶせの鋲(かしめ)やポケットのファスナーにアンティークブロンズ調の金具が使われていて、シックな格好良さも持ち合わせています。
肩や背中にフィットする背カン、簡単なワンタッチ施錠、入れやすいマチ付きポーチポッケなど、老舗の技術で使いやすさは抜群です。
ユニセックスなカラーラインナップで、男女どちらも使うことができます。
カラーバリエーション(全7色)
ニューアンティーク 詳細データ
価格 | 79,900円(税込・送料無料) |
使用素材 | 牛革 |
重量 | 約1,390g |
鞄工房山本公式ストア:
鞄工房はニューアンティーク以外にも牛革ランドセルを豊富に扱っているので要チェックです。
4. 牛革以外のおすすめランドセル3選
牛革のデメリットや失敗談を知り、他の素材のランドセルを知りたいという方のために、ここでは牛革以外のランドセルを紹介します。
軽さにこだわりたいならセイバン、値段にこだわりたいならフィットちゃん、それに、牛革よりも高級なものを使いたい方向きに池田屋のコードバンランドセルを紹介しておきます。
それぞれ紹介します。
牛革の重さが気になる方におすすめ:セイバンのスゴ軽エアー
『スゴ軽エアー』は、セイバンで最も軽いランドセルで、990gという軽量になっています。
セイバンは圧倒的に背負いやすさにこだわっていますが、このランドセルはリュック並に軽くなっているので、重さが気になる方におすすめです。
このランドセルは、セイバンの独自製法「タフコンパクト型」のもので、特許技術が使われていて頑丈に作られています。
軽いランドセルは耐久性が心配になりますが、このランドセルなら安心して6年間使えます。
スゴ軽エアーのカラー(全5色)
スゴ軽エアー詳細データ
価格 | 62,700円 → 期間限定10%OFF価格 56,430円(税込・送料無料) |
使用素材 | [主素材] クラリーノ® エフ「レインガード® Fα」 [背中・肩ベルト] クラリーノ® ハイキー® ネオ |
重量 | 約990g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
セイバンはおしゃれなデザインが豊富なメーカーなので、より可愛い・格好良いランドセルが欲しい方は要チェックです。
お手頃な値段で済ませたい人向き:フィットちゃん「ベーシック軽量/安ピカッ」
「フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ」は、フィットちゃんのランドセルの中で最もお手頃に購入できるランドセルです。
フィットちゃんの中で最も軽量なモデルの一つなので、軽いものを探している方にもおすすめです。
左右別々に動く肩ベルト、肩への負担を50%軽減するフィットちゃん背カン、それに、360度光る「安ピカッ」にもなっており、6年間安全に使うことができます。
男女どちらも使えるカラーラインナップになっているのも魅力です。
カラーバリエーション(全5色)
フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ詳細データ
価格 | 55,000円→50,600円(8%OFFクーポン利用時・税込) |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ) |
重量 | 約1,050g |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
牛革より高級感のあるランドセルを使いたい方向き:池田屋「防水コードバン」
「防水コードバン」は「池田屋」の中で最も高級なランドセルです。
コードバンの美しさが際立つように、上品にツヤ消し加工で仕上げられています。
池田屋のランドセルは、背当てにはクラリーノが利用されており、コードバンのランドセルにしては軽くなっています。
「最高級素材を使いたいけど、軽いものが良い」という方におすすめです。
カラーバリエーション(全2色)
防水コードバン詳細データ
価格 | 110,000円(税込) |
使用素材 | [カブセ] 防水コードバン [本体・背負いベルト表] 防水牛革 [カブセ裏・背負いベルト裏] クラリーノ [背あて] ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,400g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
5. 牛革のランドセルに関するQ&A
牛革のランドセルについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。
それぞれ紹介します。
5-1. もし、水でシワになったら無料で修理してくれますか?
ランドセルの保証内容によりますが、雨でシワになる程度では基本的に無償修理はしてくれません。
セイバンでは、以下のような場合はお金がかかることが明示されています。
- 使用するうえで問題のないキズや汚れ /
- 生地交換が発生する修理
他のメーカーでもこれは変わりません。
そういうわけで、撥水加工がしっかりされているランドセルを選ぶことをおすすめします。
5-2. コードバンと牛革はどう違いますか?
クラリーノと牛革、コードバンの違いを比較したのが下の表です。
素材 | 価格 | 利用者数 | 高級感 | 丈夫さ | 耐水性 |
クラリーノ | 低~中 | 6~7割 | △ | △ | ◎ |
牛革 | 中~高 | 2~3割 | ◯ | ◯ | ◯ |
コードバン | 高 | 1割未満 | ◎ | ◎ | ◯ |
コードバンは牛革よりも値段が高く、重みがある一方で、希少性があり、より高級感があります。
高級感や希少性で差をつけたい方向きのランドセルと言えます。
最高級素材のランドセルが欲しい方は、「コードバンのランドセル徹底解説とおすすめ6選」をご覧ください。
5-3. ランドセルはいつ頃買うべきですか?
ランドセルは、人気のこだわり商品を買うなら、年長の2~3月の予約開始になったところで買わないと売り切れてしまいます。
人気の商品を買うのであれば、メーカーのホームページを確認して、資料やサンプルの請求、予約などを計画立てて行っていきましょう。
とはいえ、ランドセルは年中売られていますので、人気な商品にこだわらなければいつでも良いのです。
特に、年明けになると、各メーカーが値引きを始めます。値段を安くおさえたい方はそのタイミングで買うこともおすすめです。
6. さいごに
牛革のランドセルで失敗しないかご紹介してきましたが、参考になりましたか?
牛革のランドセルのメリット・デメリットをしっかりおさえた上で、ランドセル選びを行えば失敗するリスクを減らすことができます。
メリット | デメリット |
・耐久性がある ・高級感がある ・経年変化で味が出る | ・人工皮革より重い ・お値段が若干高め ・水に弱い |
牛革のランドセルを選ぶ際は、背負いやすく、撥水加工をしているものを選べば、6年間安心して使うことができます。
最後に、おすすめのランドセルメーカーをまとめておきます。
- セイバン・・・ホマレ プレミアムレザー(販売終了)
- 池田屋・・・防水牛革プレミアム カラーステッチ
- 鞄工房山本・・・ニューアンティーク
このページが読者の皆様のランドセル選びにお役に立てることをお祈りします。