「高級なランドセルを買ってあげたい」「どんな高級ランドセルがあるの?」と、高級ランドセルが気になっていませんか?
ランドセルには10万円以上もする「高級ランドセル」がありますが、10万円以内で十分に性能の良いランドセルが買えるのでおすすめしません。
このページは、百貨店でランドセルの販売員をした経験のある私が、高級ランドセルについて紹介し、おすすめのランドセルをまとめたものです。
このページを読めば、どんなランドセルを買うべきか分かりますのでぜひご覧ください。
1. 高級ランドセルってどんなもの?
高級ランドセルをお探しの中には、「どれ位高いものがあるのだろう?」と気になる方も多いと思いますので、とんでもなく高いランドセルをいくつかご紹介します。
何事も上を見上げればキリがありませんが、高級ランドセルも同じです。
1-1. 純金箔ランドセル(200万円)
出典:名古屋の街角から
ランドセルメインの鞄専門店「パルタカヤナギ」は、ユニークなランドセルを扱っていますが、その中に、200万円もする最高級ランドセルがあります。
アミメニシキヘビに純金箔を施したランドセルです。(使っているうちにはがれそうですね)
このランドセル屋さんは、牛の胃袋やシマウマの革、アザラシなど、間違いなく世界で唯一のランドセルがあります。
「パルタカヤナギ」では、200万円までの予算で普通とは違うランドセルを作ってくれるそです。
1-2. イタリア製ハンドメイドランドセル(17万2,800円)
「ペローニ ツァイネット ランドセル」(Peroni Zainetto Randoseru)は、フィレンツェ500年の伝統技法を継承する工房で作られたランドセルです。
地元トスカーナ・サンタ・クローチェ産のナチュラルレザーを用い、手作業によりぼかし模様を染色、飾り付けの金装飾も伝統の職人技により1点1点細部まで手作業で仕上げられています。
この革は傷もつけば、色落ちすることもありますが、永く使い込むことで傷も薄れ、艶が増し、渋いアンティーク調へと変化していくそうです。
純金の装飾が施されており、貴族のような高貴さを感じさせるデザインです。
1-3. レクサスのランドセル(15万円)
出典:prtimes
このランドセルは2016年3月に発売されたもので、LEXUSのラグジュアリースポーツカー「LFA」のカーボン繊維と同じ素材が使用されています。
軽量で丈夫で水にも強いそうで、将来、水に弱い本革よりも使われるようになるかもしれません。
最先端素材を使っているのですから、もう少し高くても良い気がしますね。
2. 10万円以上のランドセルが必要ない3つの理由
販売員をしていた私は、次の理由から10万円以上のランドセルを購入する必要は無いと考えます。
- 値段と性能が釣り合わないから
- 誘拐などの犯罪に巻き込まれるリスクがあるから
- 10万円以内で最高のランドセルを買えるから
それぞれご紹介します。
理由① 値段と性能が釣り合わないから
ランドセルの値段と性能は比例していくのは10万円程度までで、あとはブランド料など、希少性ゆえの値段になります。
つまり、10万円以上に性能差はほんどないということです。
大手メーカーの高級ランドセルは高くても10万円程度ですが、工房メーカーが出している10万円以上のランドセルは、それ以上の性能はないはずです。(むしろ、大手の方が値段が安くて性能が高いと思います)
理由② 誘拐などの犯罪に巻き込まれるリスクがあるから
あまりに高いランドセルを使っていると、「金持ちの子だ」と目立ってしまう可能性があります。
ジェンダーの問題ではなく、安全面で一言だけ。
ランドセルを使うであろう小学4年生までは力が弱く大きさ的にも隠しやすいので、誘拐の対象となりやすい。目立つ色のランドセルは、犯罪者にとってもいい目印よ。
出典:twitter
「目立つランドセルが犯罪に巻き込まれるリスクが高くなる」というデータはありませんが、それでも多くの方が同じことを語っています。
値段が高くても目立たないランドセルはありますが、それなら普通のランドセルを買えば良いだけです。
理由③ 10万円以内で最高のランドセルを買えるから
下の図は、今評判のランドセルメーカーの価格帯を分布図にしたものですが、ほとんどのメーカーのランドセルは10万円以内で購入することができます。
次の章で紹介しますが、私がメーカーを徹底比較した結果、最もおすすめしている セイバンやフィットちゃんは10万円以内で最高のモデルを購入できます。
理由①でも書きましたが、10万円以上はブランド料のようなもので、特に優れているわけではありません。
私としては、10万円以内で最高のメーカーが出している最高のランドセルを購入することをおすすめします。(それ以上は必要ありません)
3. ランドセル選びで最も大切なこと
値段に限らず、ランドセル選びで失敗しないために大切なのは「信頼できるメーカーを選ぶこと」です。
10万円以上するようなプラダやグッチのような高級ブランドと同じような値段のランドセルより、「値段がお手頃で性能が良い大手ブランドのランドセルが良い」というのが私の結論です。
どうやって、ランドセルブランドを比較するべきかを解説し、おすすめのメーカーを紹介します。
3-1. ランドセルブランドを比較する5つのポイント
長年、ランドセルメーカーで勤務してきた経験から、下記のポイントでランドセルを選ぶことをおすすめします。
- 6年間の保証があるか
- バリエーション(色合い)
- 選べる皮の種類
- 背負いやすさ
- 丈夫さ
6年間の保証があるか:修理補償してくれる?
ランドセルは基本的に6年間使うもの。何年か経ってから壊れた時に「直せない」とならないように「6年修理補償」をしてくれるところを選ぶのが基本です。
多くのメーカーで修理補償をしていますが、中には6年間、自然に使っていて壊れたのであれば無料で修理してくれるものも存在します。
ちなみにここで紹介しているメーカーさんは、修理中に代替のランドセルを貸してくれますので安心です。
バリエーション:お子さんの希望も入れながら選べそう?
メーカーごとに豊富な種類のランドセルをリリースしています。
ブランドを決めた上でお子さんの希望を取り入れながら選ぶという場合はバリエーションのいいブランドがおすすめです。
また、人と被りたくない、個性を出したいという方は「オーダーメイド」対応のメーカーを選びましょう。
選べる皮の種類:予算に合わせて幅広く選べる?
ランドセルに使われる皮の種類は大きく分けて3種類あります。
素材 | 価格 | 高級感 | 丈夫さ | 耐水性 |
コードバン(馬のお尻の革) | 高 | ◎ | ◎ | ◯ |
牛革 | 中~高 | ◯ | ◯ | ◯ |
人工皮革(クラリーノなど) | 低~中 | △ | △ | ◎ |
基本的に革の質が良ければ良いほど、丈夫で質感もいいですが、値段は高いです。
正直、6年使うことを考えると、予算が許すのであれば、丈夫で風合いもいいコードバンがおすすめで、その次が牛革、価格にこだわるのであれば人工皮革というイメージです。
このように、予算に合わせてコードバン〜人工皮革まで選べるメーカーだと安心です。
人工皮革には下記のように色々あります。クラリーノが多くのメーカーで使われる素材ですが、下記のような人工皮革を使うメーカーもあります。
- アンジュエール
- タフガード
- ベルバイオ
背負いやすさ:メーカーのこだわりはしっかり出てる?
各メーカーのこだわりが出るところ。例えば、セイバンの「天使のはね」は、下記のように両肩の付け根のところに白い樹脂が入っています。
これにより肩がぐっと立ち上がり、下図のように体によりフィットする作りになっているのです。
引用:セイバン
こういったこだわりは、メーカーごとに少しずつ違っています。各メーカーのこだわりをプロとして比較、また実際に使っているご家庭からのヒアリングをもとに5段階で評価しました。
ちなみに、試着した方がいいのでは..と思う方もいらっしゃるかと思いますが、1年ごとに体格がどんどん変わって行くので、「今背負いやすい」というポイント以上に6年間背負いやすいかということも意識したいです。
メーカーがあらゆる体格の子どもに背負いやすい設計をしているかをしっかりと見ていきたいです。
丈夫さ:背負いやすさと同様、メーカーのこだわりが出てる?
背負いやすさと同様、メーカーは強度を上げるために様々な取り組みを行っています。
例えば、セイバンは、下記のようにタフかるプレートという軽量で頑丈なプレートを内部に入れることで、ランドセルの潰れにくさが従来の倍になっています。
このように、メーカーはランドセルが6年間綺麗に使えるように様々な取り組みをしています。
3-2. ランドセルメーカー19社の比較
長年百貨店のランドセル売り場で勤務してきて触れたことのある41社のランドセルメーカーの中で、近年特に業界での評判の良かった19社を下記のように比較してみました。
この19社であれば、全て日本国内で製造されているもので、縫製など品質にはほとんど差がありませんが、少しでもいいものを選ぶために比較していきましょう。
背負いやすさ・頑丈さの評価について
- ・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度がトップクラス
- ◎・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が非常に高い水準
- ◯・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が高い水準
- △・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は平均的
- ×・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は今ひとつ
背負い やすさ | 丈夫さ | 革の種類 | 価 格 帯 | 特 徴 | |
セイバン | |||||
フィ ットちゃん | ◎ | ||||
池田屋 | ◎ | ||||
鞄工房山本 | ◎ | ◎ | |||
アーティファクト | ◎ | ◎ | |||
土屋鞄 | ◎ | ◎ | |||
澤田屋ランドセル | ◎ | ◎ | |||
※2024年モデル受付終了 | ◎ | ◎ | |||
カバンのフジタ | ◎ | ◎ | |||
キッズアミ | ◎ | ◎ | |||
萬勇鞄 | ◯ | ◎ | |||
モギカバン | ◯ | ◎ | |||
ふわりぃ | ◎ | ◯ | |||
村瀬鞄行 | ◎ | ◯ | |||
フェフェ | ◎ | ◯ | |||
ララちゃん | ◯ | ◯ | |||
黒川鞄工房 | ◯ | ◯ | |||
イオン | ◯ | ◯ | |||
伊勢丹 | ◯ | ◯ |
(価格は税込)
この中から選んでいきましょう。正直スペックはどれも高く、悩むところですが、あえておすすめを選ぶとしたら下記の3メーカーです。
次の章で、選び方、各ブランドの商品比較をしていきますので、決められないという方は次の章を見ていきましょう。
購入は公式通販サイトから
ランドセルは、メーカーの公式サイト、公式通販サイトから購入するのが最もおすすめです。
特に最近は、偽物を送りつけられたり、振り込んだのに届かないということも起こっています。また、在庫の種類も豊富で、公式ページでしか買えないモデルもありますので、下記の公式サイト、公式通販サイトから購入するようにしましょう。
「セイバン」:2024年入学モデルで最もおすすめのメーカー
「セイバン」はCMでもおなじみの国内に3つも工場をもつ最大手の大手ランドセルメーカーです。
背負いやすくする仕組み、6年間しっかり使える仕組みがトップクラスに充実しています。 先ほど紹介した背負いやすくするための「天使のはね」の他に、とにかく背負いやすい工夫が施されたランドセルです。
実際に、小児科医の98%が推奨するくらい、体への負担がすくなく、背負いやすいです。
引用:セイバン
その他、とにかく6年間しっかり使えるような頑丈な作りも魅力的。
- タフかるプレート:ランドセルがつぶれにくい補強素材
- 総内張りPET:ランドセルの内側の汚れにも強い
- チルトプレート:ランドセルの中の教科書が動きにくく負担になりにくい
背負いやすさ、丈夫さなどどれをとってもピカイチなので、まずはセイバンをチェックしましょう。プーマやオロビアンコとのコラボランドセルなど、豊富なラインナップがあり、お子さんに合ったランドセルがきっと見つかります。
セイバン詳細データ
会社名 | 株式会社セイバン |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税込) | 42,570円〜84,150円 |
ラインナップ | 34のモデル×豊富なカラー |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や、新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「フィットちゃん」:低価格のランドセルが豊富なメーカー
「フィットちゃん」は背負いやすさ、丈夫さやコスパを踏まえ、セイバンの次におすすめのランドセルです。
背負いやすさ、丈夫にする工夫はピカイチで、特に壊れやすいと言われる背カンは10万回の耐久性テストを実施しています。
デザインも豊富で、値段の安いクラリーノを中心に、50モデルから幅広く選べるので、セイバンと合わせて検討すればぴったりなランドセルに出会いやすいです。
好みのランドセルがない場合も、1億通り以上のランドセルをオーダーメイドで作ってくれるので、お子さんやご家族の望み通りのランドセルが手に入ります。
要注意:
2024年入学モデルはオーダーメイドが限定1,000個です。 例年夏には完売するようですので、オーダーメイドが欲しい方は早めに予約しましょう。(価格・税込68,200円~)
オーダーメイド予約ページ: https://www.fit-chan.com/ordermade/
フィットちゃん詳細データ
会社名 | 株式会社ハシモトBaggage |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税込) | 49,500円〜82,000円 |
ラインナップ | 50のモデル×豊富なカラー+オーダーメイド |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や、新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「池田屋」:牛革のランドセルが欲しい方は必ずチェックすべき
「池田屋」は設立から70年以上経つ、老舗のランドセルメーカーです。
シンプルで高品質なのが魅力のメーカーで、牛革のランドセルは高品質なのに上記の2メーカーよりも安く買えるのが魅力的です。
また、牛革でも下記のように様々な色を選べるのも魅力で、本体とフチの色を自分で組み合わせる「カラーオーダー」も可能です。
牛革のランドセルを探している方は合わせて検討すべきメーカーです。
池田屋詳細データ
会社名 | 株式会社池田屋 |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税抜き) | 53,000円〜 100,000円 |
ラインナップ | 14のモデル×豊富なカラー |
池田屋 公式ストア:https://www.pikachan.com/
4. プロおすすめのランドセル8選
メーカーを決めていただいたところで、メーカーのラインナップの中から一番いいランドセルを選びましょう。
基本的に上記3メーカーの公式ページに行き、お子さんの要望を取り入れながら選んでいただくのがベストですが、「どれにしたらいいかわからない」「何が違うのかわからない」という方のために、私なりの選び方とおすすめを紹介していきます。
4-1. ランドセルを選ぶ4つのポイント
メーカーが決まったらメーカーの中からお子さんにぴったりのランドセルを選んでいきましょう。
下記の4つのポイントを押さえておけば後悔する可能性を減らせます。
- スタンダードな色を選ぶ
- 全かぶせを選ぶ
- 軽いものを選ぶ
- なるべく上質な素材を使っているものを選ぶ
基本的に、「個性的で人と被らない」「子どもがどうしてもというから..」という理由で選ぶと失敗するリスクが高いです。
お子さんの希望を取り入れたい場合は、あなたがいくつかに絞り込み、その中から選んでもらうといいでしょう。
色:スタンダードな色を選ぶ
お子様と相談して好きな色のランドセルを選べば良いですが、周りとかぶらない個性的な色を選ぶと浮いたり、飽きたりすることもあるので注意が必要です。
通う予定の小学校の登下校をチェックしたり、知り合いから聞くなどして、通学予定の学校でみんなが使っている色を選ぶようにすると失敗するリスクを減らすことができます。
ちなみに全国規模ですと、以下のランドセル工業会のアンケートの結果が参考になります。
Qランドセル、何色を買いましたか?
やはり6年間使うことを考えると、男の子は「黒」「紺」、女の子は「紫」「ピンク」「水色」「赤」を選んでおくのが安心です。また、男女共に「茶色」を選ぶ人が増えてきたのが最近のトレンドです。
また最近はベースはオーソドックスな色なのに、差し色で差をつけられるものも多いです。もし「ちょっとおしゃれに」ということであればそのようなランドセルもおすすめです。
出典:フィットちゃん
ランドセルの形:全かぶせを選ぶ
ランドセルの形は、基本的によくある「全かぶせ」のものを選びましょう。
今はメーカーによっては下記のようにかぶせの部分が半分しかない「半かぶせ」のものも出てきています。
画像:キッズアミ
ただし、全かぶせを選んでおいた方が後悔しにくいです。半かぶせを選ぶと下記のような失敗をしてしまうケースがあります。
- ランドセルカバーや教材が対応していない
- かぶせの部分にものを挟めない
- 後ろから簡単に開けられるので、防犯上良くない
こういった感じで、おしゃれですが注意点が盛りだくさんです。無難に「全かぶせ」を選んでおくのがおすすめです。
重量:重すぎず、軽すぎないものを
ランドセルは軽い方がいいのではないの?という方もいらっしゃるかと思いますが、おすすめなのは重すぎず、軽すぎないものです。
重量としては1,000~1,400gを目安に選ぶと失敗しにくいです。
1,000gを切るようなランドセルもありますが、軽すぎるものは壊れやすい傾向にあるため、その場合は「セイバン」などメーカー選びをしっかりすることをおすすめします。
素材:予算の範囲でなるべく上質な素材を
値段別にコードバン>牛皮>人工皮革と3種類ありますが、予算が許す限りいい素材のものを選んであげましょう。
高い素材は風合い、強度など、高くても選ばれる理由があるから売られています。
少なくとも、このページで紹介するブランドであれば高ければ高いものの方が質がいいので、予算が許す限り上質な素材を選んでいきましょう。
ここから予算別に先ほどのランドセルの中で2024年に特にオススメできるものを紹介していきます。
男女別におすすめのランドセルを紹介します。女の子のランドセルは「4-3. 価格帯別:男の子におすすめランドセル4選」をご覧ください。
4-2. 価格帯別:男の子におすすめのランドセル4選
高級志向の方向きに、おすすめのランドセルブランドから価格帯別に紹介します。
- 5~6万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」
- 6~7万円(税抜)・・・・「防水牛革プレミアム カラーステッチ(池田屋)」
- 7~8万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル・レジオ ノワール」(セイバン)」
- 8万円(税抜)~・・・・「防水コードバン(池田屋)」
それぞれ紹介します。
男の子5~6万円:セイバン「モデルロイヤル クラシック」
「モデルロイヤル クラシック」はセイバンの出すコスパ抜群のランドセルです。
刺繍などを控えていて、飾り気のないシンプルさが特長で、高学年になっても使いやすいはずです。
税抜き価格6万円以下で買えるランドセルの中では機能性、耐朽性、高級感、どれをとってもおすすめです。
カラーバリエーション(全4色)
モデルロイヤル クラシック詳細データ
価格 | 60,500円→56,430円(税抜55,000円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ 「レインガード Fα」) |
重量 | 約1,280g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子6~7万円:池田屋「防水牛革プレミアム カラーステッチ」
7万円以下で牛革のランドセルは滅多に売っていませんが、「防水牛革プレミアム カラーステッチ」など「池田屋」は6~7万円の牛革のランドセルを豊富に扱っています。
オーソドックスな色をベースに、糸の色でアクセントがついているので、シンプルながら飽きにくいデザインになっています。
池田屋のランドセルは防水牛革で、人工皮革と天然皮革のハイブリッド構造になっており、牛革にしては軽くなっているので、重くないランドセルを探している方にも向いています。
カラーバリエーション(男の子向け全5色)
イタリア製防水牛革プレミアム カラーステッチ詳細データ
価格 | 72,000円(税込・送料無料) |
使用素材 | 牛皮(一部クラリーノ) |
重量 | 約1,300g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子7~8万円:セイバン「モデルロイヤル・レジオ ノワール」
2024年モデルで新登場した「モデルロイヤル・レジオ ノワール」は、高級感正統派デザインのランドセルです。
かぶせ内側のストライプ柄やアンティークゴールドのファスナーや引き手など、細部にもこだわり抜いています。
男の子向けモデルロイヤルの最高級モデルであり、タブレットやノートPCを安全に収納できる「収納ポケット付き」です。
カラーバリエーション(全2色)
モデルロイヤル・レジオ ノワール 詳細データ
価格 | 収納ポケットあり: 82,500円→早割74,250円(税抜67,500円)送料無料 収納ポケットなし: 80,300円→早割72,270円(税抜65,700円)送料無料 |
使用素材 | アンジュエール タフプラス |
重量 | 約1,290g |
セイバン公式ストア:https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
男の子8万円超え:池田屋「防水コードバン」
8万円越えのランドセルになるとコードバンを選べるようになりますが、3メーカーのコードバンのランドセルで最もおすすめしたいのが「池田屋」の「防水コードバン」です。
どれも高品質ですが、コードバンのランドセルはフィットちゃんからは販売されておらず、セイバンは9月1日に販売終了したため、3メーカーで最も安く手に入るコードバンランドセルだからです。
参考:コードバン比較表
メーカー | 型名 | 価格(税込) |
セイバン | ホマレ アンティークコードバン | 9/1で販売終了 |
フィットちゃん | なし | ー |
池田屋 | 防水コードバン | 110,000円 |
「防水コードバン」は「池田屋」の中で最も高級なランドセルです。
コードバンの美しさが際立つように、上品にツヤ消し加工で仕上げられています。
池田屋のランドセルは、背当てにはクラリーノが利用されており、コードバンのランドセルにしては軽くなっています。
「最高級素材を使いたいけど、軽いものが良い」という方におすすめです。
カラーバリエーション(全2色)
防水コードバン詳細データ
価格 | 110,000円(税込・送料無料) |
使用素材 | [カブセ] 防水コードバン [本体・背負いベルト表] 防水牛革 [カブセ裏・背負いベルト裏] クラリーノ [背あて] ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,400g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
4-3. 価格帯別:女の子におすすめのランドセル4選
高級志向の方向きに、おすすめのランドセルブランドから価格帯別に紹介します。
- 5~6万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」★迷ったらこれ
- 6~7万円(税抜)・・・・「ラフィーネ(鞄工房山本)」
- 7~8万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル(セイバン)」
- 8万円(税抜)~・・・・「防水コードバン(池田屋)」
それぞれ紹介します。
女の子5~6万円:セイバン「モデルロイヤル クラシック」
「モデルロイヤル クラシック」はセイバンの中でコスパ抜群のランドセルです。
セイバンの特徴である機能を搭載し、可愛くて、高学年になっても飽きないシンプルな刺繍が特長です。
6万円台で買えるランドセルの中では機能性、耐久性、おしゃれ度、どれをとってもおすすめです。
カラーバリエーション(全4色)
モデルロイヤル クラシック詳細データ
価格 | 60,500円→56,430円(税抜55,000円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(クラリーノ エフ 「レインガード Fα」) |
重量 | 約1,280g |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
女の子6~7万円:鞄工房山本「ラフィーネ」
「ラフィーネ」は、山本鞄工房の女の子向き牛革ランドセルです。
ティアラや花柄の刺繍が入ったオシャレなモデルで、鞄の中身は可愛らしいピンク色になっています。
四葉のクローバーが入っていて、幸せな学校生活を送れそうなデザインです。
用意されているカラーも豊富なので、気に入る色がきっとあるはずです。
カラーバリエーション(女の子向け全7色)
ラフィーネ詳細データ
価格 | 74,900円(送料無料・税込) |
使用素材 | 牛皮 |
重量 | 約1,450g |
鞄工房山本公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
女の子7~8万円:セイバン「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル」
「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル」は、”ニュアンスカラー”(複数の色味が混ざったような曖昧な中間色)と呼ばれる美しい色合いのランドセルです。
サイドにはお花の繊細な刺しゅうとクリスタルガラスがアクセントで、前ポケットの引き手は指輪をモチーフにしています。
女の子向けモデルロイヤルの最高級モデルであり、タブレットやノートPCを安全に収納できる「収納ポケット付き」です。
カラーバリエーション(全3色)
モデルロイヤル・レジオ ボタニカル 詳細データ
価格 | 収納ポケットあり: 80,300円→早割72,270円(税抜65,700円)送料無料 収納ポケットなし: 78,100円→早割70,290円(税抜63,900円)送料無料 |
使用素材 | 人工皮革(アンジュエール グロス) |
重量 | 約1,410g |
セイバン公式ストア:https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
女の子8万円超え:池田屋「防水コードバン」
8万円越えのランドセルになるとコードバンを選べるようになりますが、3メーカーのコードバンのランドセルで最もおすすめしたいのが「池田屋」の「防水コードバン」です。
どれも高品質ですが、コードバンのランドセルはフィットちゃんからは販売されておらず、セイバンは9月1日に販売終了したため、3メーカーで最も安く手に入るコードバンランドセルだからです。
参考:コードバン比較表
メーカー | 型名 | 価格(税込) |
セイバン | ホマレ アンティークコードバン | 9/1で販売終了 |
フィットちゃん | なし | ー |
池田屋 | 防水コードバン | 110,000円 |
「防水コードバン」は「池田屋」の中で最も高級なランドセルです。
コードバンの美しさが際立つように、上品にツヤ消し加工で仕上げられています。
池田屋のランドセルは、背当てにはクラリーノが利用されており、コードバンのランドセルにしては軽くなっています。
「最高級素材を使いたいけど、軽いものが良い」という方におすすめです。
カラーバリエーション(全2色)
防水コードバン詳細データ
価格 | 110,000円(税込・送料無料) |
使用素材 | [カブセ] 防水コードバン [本体・背負いベルト表] 防水牛革 [カブセ裏・背負いベルト裏] クラリーノ [背あて] ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,400g |
池田屋公式ストア:
ランドセルには偽物や新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
5. ランドセルに関するQ&A
ランドセルについてよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
クリックすると該当部分に行きます。
5-1. ランドセルはいつ購入するべきですか?
ランドセルは、人気なこだわりの商品を買うなら年長の2~3月の予約開始になったところで買わないと売り切れてしまいます。
人気の商品を買うのであれば、メーカーのホームページを確認して、資料やサンプルの請求、予約などを計画立てて行っていきましょう。
とはいえ、ランドセルは年中売られていますので、人気な商品にこだわらなければいつでもいいのです。
特に、年明けになると、各メーカーが値引きを始めます。値段を安く抑えたい方はそのタイミングで買うこともおすすめです。
5-2. 他のメーカーのランドセルを購入する際に注意するべきことは何ですか?
中小企業や工房系のメーカーは質が良い物が多いですが、品質にはバラツキがあります。
日本ランドセル工業会の「ランドセル認定証」があると信頼できます。
出典:ランドセル工業会
この認定証があると、次の5つが認められたことになります。
- すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの。
- 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの。
- 素材は皮革又は人工皮革とする。
- 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの。
- サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31cm前後、幅が23cm前後であること。
あまり口コミが無いランドセルを購入する場合は、このような第三者機関の審査を通ったメーカーを選ぶことをおすすめします。
下の表は主なランドセルメーカーをまとめたものですが、日本鞄協会「ランドセル工業会」に加盟している企業を色付きにしましたので、気になる方はチェックしてみてください。
タイプ | メーカー | 特徴 | 価格帯 |
大手 専門 | セイバン (天使の羽) | ・デザイン、機能、バランスが優秀 ・最もおすすめ | 47,300円〜93,500円 |
ハシモト (フィットちゃん) | ・150種類のラインナップ ・安ピカッタイプ等、安全性が優秀 ・148,176,000通りのオーダーメイド | 40,700円〜90,200円 | |
協和 (ふわりい) | ・男女どちらにも人気 ・ミニチュア加工サービスも好評 | 54,450円〜69,300円 | |
NAAS (キッズアミ) | ・個性的なデニムなど種類が豊富 ・セイバンに続きおすすめ | 50,600円〜121,000円 | |
羅羅屋 (ララちゃん) | ・オシャレで機能性もある ・サイトが魅力的 | 53,900円〜77,000円 | |
流通系 | イオン (かるすぽ) | ・171万通り以上のカスタマイズ ・安いタイプが人気 | 30,800円〜82,500円 |
三越伊勢丹 | ・バリエーション豊富 ・他ブランドとのコラボあり | 47,001円〜242,000円 | |
イトーヨーカドー | ・選択肢が豊富 ・店舗数が多いので足を運びやすい | 29,000円〜85,800円 | |
アビダビアゴ (ママポケット) | ・大容量20%アップ ・撥水性で水をはじく | 42,900円〜67,100円 | |
ニトリ (わんぱく組) | ・値段が安いのが魅力 | 19,900円〜50,824円 | |
工房 | 榮伸 (フェリー・デ・エマイユ) | ・すべて自社工場で生産 ・プライベートブランドあり | 26,100円〜91,300円 |
澤田屋ランドセル | ・すべて自社専用工場で製造 ・品質を維持しながら価格を下げる工夫 | 33,120円〜38,800円 | |
池田屋 (ぴかちゃん) | ・70年以上の歴史ある静岡の老舗 ・牛革製品が高評判 ・144種類のオーダーメイド | 53,000円〜100,000円 | |
KMW (ハネッセル) | ・エアヌールという独自素材使用 ・登山用リュックのメーカー | 52,920円〜59,400円 | |
フェフェ | ・メルへンなデザインが人気 ・刺繍や花柄などユニーク | 79,200円〜90,750円 | |
カザマランドセル | ・70年以上の歴史ある奈良の老舗 ・特許を取得した独自の背カン | 32,800円〜69,500円 | |
カバンのフジタ | ・60年以上続く老舗 ・360度発光、防水加工 | 55,000円〜98,000円 | |
モギカバン | ・高級な牛革(スムース革)を使用 ・高級ながらお手頃な値段設定 | 53,900円〜195,800円 | |
萬勇鞄 | ・1950年創業のメーカー ・ネームプレートを入れてくれる | 55,000円〜101,200円 | |
中村鞄製作所 | ・NASAのクッション素材を使用 ・360度どこから見ても光る | 53,680円〜93,500円 | |
鞄工房山本 | ・防犯、ケガ防止に特に優れている ・創業60年以上の奈良の老舗ブランド | 49,900円〜190,000円 | |
土屋鞄 | ・職人技がなせる丈夫で美しいランドセル ・6年間使い続けやすい色を追求 | 65,000円〜190,000円 | |
神田屋鞄製作所 (カルちゃん) | ・耐久性、機能性全て優秀 ・1951年東京豊島区で創業 | 48,000円〜77,000円 | |
堀江鞄製造 | ・雨にも強い牛革ボルサを使用 ・テレビで紹介されて話題に | 47,000円〜86,000円 | |
生田 | ・200以上の全工程を自社工房で行う ・色、柄、パーツを選べる | 52,500円〜85,700円 | |
五十嵐製作所 | ・創業70年以上の東京台東区の老舗 ・職人が一つずつ手作り | 68,000円〜10,300円 | |
トヤマカバン店 | ・創業明治37年 ・シンプルで深みのあるデザイン | 64,000円〜68,000円 | |
松山カバン | ・昭和34年から続く名古屋の老舗 ・昔ながらの丁寧な手作業が魅力 | 53,900円〜71,500円 | |
横山鞄 | ・イタリア製牛革を使用 ・シンプルなデザインが魅力 | 58,000円〜69,000円 | |
大隈カバン店 | ・創業90年、ランドセル歴60年以上 ・福岡を中心に人気 | 60,000円〜191,400円 | |
バンビ鞄工房 | ・アウトレット販売あり ・10個のプレゼントが魅力 | 52,000円〜92,000円 | |
ナカノランドセル | ・予約ではなく即売 ・値段が安いのが魅力 | 19,000円〜28,000円 |
(価格は税込)
※クリックすると公式ページへリンクします。( )はブランド名です。
値段等の変更があるかもしれませんので、最新情報は公式ページをご確認ください。
詳しい選び方が知りたい方は、こちらのページ「プロがポイントを総まとめ!後悔しないランドセルの選び方」をご覧ください。
6. さいごに
高級なランドセルについてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
10万円以上のランドセルはいっぱいありますが、大手メーカーの高級ランドセルも10万円以内で購入できる中で、10万円以上の品を購入する意味は希少性以外にほとんどありません。
高級ランドセルを購入したい方は、ここで紹介したように、信頼できる大手メーカーの中で最高のランドセルを購入することをおすすめします。
おすすめランドセルメーカー
男の子におすすめのランドセル
- 5~6万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」
- 6~7万円(税抜)・・・・「防水牛革プレミアム カラーステッチ(池田屋)」
- 7~8万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル・レジオ ノワール」(セイバン)」
- 8万円(税抜)~・・・・「防水コードバン(池田屋)」★高級志向はコレ!
女の子におすすめのランドセル
- 5~6万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル クラシック(セイバン)」
- 6~7万円(税抜)・・・・「ラフィーネ(鞄工房山本)」
- 7~8万円(税抜)・・・・「モデルロイヤル・レジオ ボタニカル(セイバン)」
- 8万円(税抜)~・・・・「防水コードバン(池田屋)」★高級志向はコレ!
このページが、読者の皆さまのランドセル選びに役立つことをお祈りします。