「ランドセルってサイズに違いはあるの?」「あんまり大きいものだと重くなりそうだし…」などとランドセルのサイズが気になっていませんか?
ランドセルのサイズは大きく分けて4種類あります。「A4フラットファイルが入るサイズがおすすめ」で、その他のサイズのランドセルはおすすめしません。
ランドセルメーカーで勤務し 百貨店でランドセルの販売員を行っていた筆者が、ランドセルの重さや選び方について下記の流れで解説していきます。
- ランドセルのサイズは大きくわけて4種類
- メーカー別にわかるランドセルのサイズの対応
- A4フラットファイル対応ランドセル以外を選ぶメリットはあるの?
- ランドセルに入れるものを考えてみよう!
- ランドセルはメーカーから選ぼう!おすすめの3社
- ランドセル選びで失敗しないために知っておくべきこと
このページを読んでいただければ、ランドセルのサイズはどれが良いのかわかり、どのようにランドセルを選べば良いかがわかるようになるでしょう。
1. ランドセルのサイズは大きくわけて4種類
ランドセルのサイズは大きく分けて、4つのタイプがあります。
その中で、唯一のおすすめは、A4フラットファイルを折り曲げずに収納できる「A4フラットファイル対応」です。
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/hatarakukosodate…
- ◎:A4フラットファイル対応(4Lワイド)・・・A4を2穴でとじるファイルにも対応
- ◯:A4クリアファイル対応(4L)・・・A4ファイルの横幅、縦幅にも対応
- △:A4クリアファイル対応(3Lワイド)・・・A4ファイルの横幅のみ対応(※縦がはみ出る)
- ▲:A4教科書対応(3L)・・・A4ファイルなどはまっすぐ入らない
例えばこのA4フラットファイル対応であれば、以下のようにフラットファイルもすっぽりと収まります。
もしこのA4フラットファイル”非対応”を選んでしまうと、フラットファイルが入らなかったり、クリアファイルでさえも曲がってしまうため注意が必要です。
必ず、「A4フラットファイル対応」と記載のあるランドセルを選びましょう。
A4フラットファイル非対応の場合は、フラットファイルなどは手提げバッグを持たなくてはなりません。
小学生の低学年のうちはまだバランス感覚が未発達ですので、転んでしまうことも多いです。そんな時に手をつけるようになるべく両手をあけてあげましょう。
2. メーカー別にわかるランドセルのサイズの対応
旧来はメーカーによってはA4フラットファイル非対応も一部ありましたが、昨今ではA4フラットファイル対応がほぼ業界標準になった感があります。
近年特に評判のよい19社ではほとんどのメーカーが全商品A4フラットファイル対応ですが、一部非対応のランドセルを扱っているケースもあるため注意しましょう。
(価格は税込)
以上の通り、これらの業界でも評判の良いところから選ぶ場合には、基本的にA4フラットファイル対応なので安心です。
あまりメジャーではないランドセルを購入する際は、念のためサイズを確認しておくと良いでしょう。
参考:人気ランドセルのサイズ(外寸と内寸)
参考までに、同じくA4フラットファイル対応の「セイバン」「フィットちゃん」の外寸(外側のサイズ)と内寸(内側のサイズ)を比べる、下表の通りほとんど同じであることがわかります。
出典:フィットちゃん
外寸 | 内寸 | |||||
横幅 | 高さ | 奥行き | 横幅 | 高さ | 奥行き | |
セイバン | 26.5cm | 33.5cm | 20.5cm | 23.5cm | 31cm | 12cm |
フィットちゃん | 26cm | 34.5cm | 21cm | 23.3cm | 31cm | 12cm |
3. A4フラットファイル対応ランドセル以外を選ぶメリットはあるの?
A4フラットファイル対応のランドセルが増えているとは言っても、まだA4フラットファイル非対応のランドセルもまだまだ健在です。
A4フラットファイルが入らない小さいサイズのランドセルはおすすめしませんが、選ぶメリットは少しだけあります。
- ランドセルが少し軽くなる
- 人気がないので少し価格が下がる場合がある
① ランドセルが少し軽くなる
ランドセルのサイズが小さくなるので、微々たるものですがランドセルが軽くなります。
ランドセルの重さの平均は1,100〜1,300gで、1,000g〜1,400g程度のものを選べば失敗することは少ないでしょう。
ほとんどのランドセルがこの程度の重さに設定されており、ランドセルの重みを体全身に分散させ、軽く感じ、背負いやすいような工夫がなされているものも多いので、重さは気にする必要はほとんどありません。
② 人気がないので少し価格が下がる場合がある
A4フラットファイルが入るサイズのランドセルは人気で、それ以外のものは比較的売れ残りやすいです。
もしランドセルにファイルなどは入らなくても、手に持たせれば良いとお考えであれば、売れ残ったランドセルが型落ちや展示品などのアウトレット品などが安くで売っているので、そちらを選んでも良いでしょう。
その他・・・
「体格が小さいから少しでも軽くしてあげたい」「大きいサイズのものはロッカーに入らない」などという理由から小さいものを選ばれる人も稀におられるようです。
ランドセルを購入する幼稚園生の頃から比べると、どんどん大きくなっていくため、その時点ではランドセルが大きく感じてもその時だけです。
ロッカーに入らなくても、棚をリニューアルしていたり、机の横にかけたり、専用の置き場をつくるなど、学校対応しているので、気にする必要はありません。
4. ランドセルに入れるものを考えてみよう!
学校に持っていくものは、教科書だけではないので、副教科などがある場合は、手さげカバンなどを持って登校することが多くなります。
実は、いざ学校に通い出すと、下記のように持っていくものは様々です。
毎日持っていくもの | たまに必要なもの |
|
|
以上のように、持っていくものはたくさんありますが、なるべくうまく収納して、両手をあけてあげましょうね。
5. ランドセルはメーカーから選ぼう!おすすめの3社
まずはメーカーを決めていきましょう。実際、有名なメーカーであれば差はほとんどありませんが、使って行く中で大きな差になってきます。
結論を先に言うと以下のランドセルメーカーが私のおすすめです。
5-1. ランドセルのメーカーを選ぶ際の6つのポイント
この章では詳しく、メーカーを選ぶ6つのポイントについて解説していきます。
長年、ランドセルメーカーで勤務し、実際に3人の子育てをしてきた筆者の経験から、下記のポイントでランドセルを選ぶことをおすすめします。
- 6年間の保証があるか
- バリエーション(色合い)
- 選べる皮の種類
- 背負いやすさ
- 丈夫さ
- サイズ(A4フラットファイル対応の有無)
※サイズについてはこれまで紹介してきた通りなので、省略しますが、A4フラットファイルが入るものを選びましょう。
① 6年間の保証があるか:修理補償してくれる?
ランドセルは基本的に6年間使うもの。何年か経ってから壊れた時に「直せない」とならないように「6年修理補償」をしてくれるところを選ぶのが基本です。
多くのメーカーで修理補償をしていますが、中には6年間、自然に使っていて壊れたのであれば無料で修理してくれるものも存在します。
ちなみにここで紹介しているメーカーさんは、修理中に代替のランドセルを貸してくれますので安心です。
② バリエーション:お子さんの希望も入れながら選べそう?
メーカーごとに豊富な種類のランドセルをリリースしています。
ブランドを決めた上でお子さんの希望を取り入れながら選ぶという場合はバリエーションのいいブランドがおすすめです。
また、人と被りたくない、個性を出したいという方は「オーダーメイド」対応のメーカーを選びましょう。
③ 選べる皮の種類:予算に合わせて幅広く選べる?
ランドセルに使われる皮の種類は大きく分けて3種類あります。
素材 | 価格 | 高級感 | 丈夫さ | 耐水性 |
コードバン(馬のお尻の革) | 高 | ◎ | ◎ | ◯ |
牛革 | 中~高 | ◯ | ◯ | ◯ |
人工皮革(クラリーノなど) | 低~中 | △ | △ | ◎ |
基本的に革の質が良ければ良いほど、丈夫で質感もいいですが、値段は高いです。
正直、6年使うことを考えると、予算が許すのであれば、丈夫で風合いもいいコードバンがおすすめで、その次が牛革、価格にこだわるのであれば人工皮革というイメージです。
人工皮革には下記のように色々あります。クラリーノが多くのメーカーで使われる素材ですが、下記のような人工皮革を使うメーカーもあります。
- アンジュエール
- タフガード
- ベルバイオ
④ 背負いやすさ:メーカーのこだわりはしっかり出てる?
重すぎたり、軽すぎたりしなければ、背負いやすいことが重要です。
各社様々な工夫がされていますが、こういったこだわりは、メーカーごとに少しずつ違っています。各メーカーのこだわりをプロとして比較、また実際に使っているご家庭からのヒアリングをもとに5段階で評価しました。
ちなみに、試着した方がいいのでは..と思う方もいらっしゃるかと思いますが、1年ごとに体格がどんどん変わって行くので、「今背負いやすい」というポイント以上に6年間背負いやすいかということも意識したいです。
メーカーがあらゆる体格の子どもに背負いやすい設計をしているかをしっかりと見ていきたいです。
⑤ 丈夫さ:背負いやすさと同様、メーカーのこだわりが出てる?
背負いやすさと同様、メーカーは強度を上げるために様々な取り組みを行っています。
例えば、セイバンは、下記のようにタフかるプレートという軽量で頑丈なプレートを内部に入れることで、ランドセルの潰れにくさが従来の倍になっています。
このように、メーカーはランドセルが6年間綺麗に使えるように様々な取り組みをしています。
5-2. 19社のランドセルを徹底比較
長年百貨店のランドセル売り場で勤務してきて触れたことのある41社のランドセルメーカーの中で、近年特に業界での評判の良かった19社を以下のように比較してみました。
この19社であれば、全て日本国内で製造されているもので、縫製など品質にはほとんど差がありませんが、少しでもいいものを選ぶために比較していきましょう。
背負いやすさ・頑丈さの評価について
- ・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度がトップクラス
- ◎・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が非常に高い水準
- ◯・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度が高い水準
- △・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は平均的
- ×・・・メーカーの取り組み、ユーザーの満足度は今ひとつ
背負い やすさ | 丈夫さ | 革の種類 | 価 格 帯 | 特 徴 | |
セイバン | |||||
フィ ットちゃん | ◎ | ||||
池田屋 | ◎ | ||||
鞄工房山本 | ◎ | ◎ | |||
アーティファクト | ◎ | ◎ | |||
土屋鞄 | ◎ | ◎ | |||
澤田屋ランドセル | ◎ | ◎ | |||
※2024年モデル受付終了 | ◎ | ◎ | |||
カバンのフジタ | ◎ | ◎ | |||
キッズアミ | ◎ | ◎ | |||
萬勇鞄 | ◯ | ◎ | |||
モギカバン | ◯ | ◎ | |||
ふわりぃ | ◎ | ◯ | |||
村瀬鞄行 | ◎ | ◯ | |||
フェフェ | ◎ | ◯ | |||
ララちゃん | ◯ | ◯ | |||
黒川鞄工房 | ◯ | ◯ | |||
イオン | ◯ | ◯ | |||
伊勢丹 | ◯ | ◯ |
この中から選んでいきましょう。正直スペックはどれも高く、悩むところですが、あえておすすめを選ぶとしたら下記の3メーカーです。
5-3. おすすめの3社はこんなメーカー
基本的に下記の3社のホームページにいき、現在販売中の商品の中から予算とお子さんの好みに合ったランドセルを選べば間違いありません。
まずは、これらのメーカーがどんな会社か、そして商品にはどんな特徴があるのかを解説しますので、良さそうな1社を選びましょう。
購入は公式通販サイトから
ランドセルは、メーカーの公式サイト、公式通販サイトから購入するのが最もおすすめです。
特に最近は、偽物を送りつけられたり、振り込んだのに届かないということも起こっています。また、在庫の種類も豊富で、公式ページでしか買えないモデルもありますので、下記の公式サイト、公式通販サイトから購入するようにしましょう。
「セイバン」:2025年入学モデルで最もおすすめのメーカー
「セイバン」はCMでもおなじみの国内に3つも工場をもつ最大手の大手ランドセルメーカーです。
背負いやすくする仕組み、6年間しっかり使える仕組みがトップクラスに充実しています。 先ほど紹介した背負いやすくするための「天使のはね」の他に、とにかく背負いやすい工夫が施されたランドセルです。
実際に、小児科医の98%が推奨するくらい、体への負担がすくなく、背負いやすいです。
引用:セイバン
その他、とにかく6年間しっかり使えるような頑丈な作りも魅力的。
- タフかるプレート:ランドセルがつぶれにくい補強素材
- 総内張りPET:ランドセルの内側の汚れにも強い
- チルトプレート:ランドセルの中の教科書が動きにくく負担になりにくい
背負いやすさ、丈夫さなどどれをとってもピカイチなので、まずはセイバンをチェックしましょう。プーマやオロビアンコとのコラボランドセルなど、豊富なラインナップがあり、お子さんに合ったランドセルがきっと見つかります。
セイバン詳細データ
会社名 | 株式会社セイバン |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税込) | 42,570円〜84,150円 |
ラインナップ | 34のモデル×豊富なカラー |
セイバン公式ストア: https://store.seiban.co.jp
ランドセルには偽物や、新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「フィットちゃん」:低価格のランドセルが豊富なメーカー
「フィットちゃん」は背負いやすさ、丈夫さやコスパを踏まえ、セイバンの次におすすめのランドセルです。
背負いやすさ、丈夫にする工夫はピカイチで、特に壊れやすいと言われる背カンは10万回の耐久性テストを実施しています。
デザインも豊富で、値段の安いクラリーノを中心に、50モデルから幅広く選べるので、セイバンと合わせて検討すればぴったりなランドセルに出会いやすいです。
好みのランドセルがない場合も、1億通り以上のランドセルをオーダーメイドで作ってくれるので、お子さんやご家族の望み通りのランドセルが手に入ります。
要注意:
2024年入学モデルはオーダーメイドが限定1,000個です。 例年夏には完売するようですので、オーダーメイドが欲しい方は早めに予約しましょう。(価格・税込68,200円~)
オーダーメイド予約ページ: https://www.fit-chan.com/ordermade/
フィットちゃん詳細データ
会社名 | 株式会社ハシモトBaggage |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税込) | 49,500円〜82,000円 |
ラインナップ | 50のモデル×豊富なカラー+オーダーメイド |
フィットちゃん公式ストア: http://www.fit-chan.com
ランドセルには偽物や、新作に見せかけた型落ちも出回ります。商品数などを考慮しても公式ストアでの購入がベストです。
「池田屋」:牛革のランドセルが欲しい方は必ずチェックすべき
「池田屋」は設立から70年以上経つ、老舗のランドセルメーカーです。
シンプルで高品質なのが魅力のメーカーで、牛革のランドセルは高品質なのに上記の2メーカーよりも安く買えるのが魅力的です。
また、牛革でも下記のように様々な色を選べるのも魅力で、本体とフチの色を自分で組み合わせる「カラーオーダー」も可能です。
牛革のランドセルを探している方は合わせて検討すべきメーカーです。
池田屋詳細データ
会社名 | 株式会社池田屋 |
主な使用素材 | コードバン・牛革・クラリーノ |
価格帯(税抜き) | 53,000円〜 100,000円 |
ラインナップ | 14のモデル×豊富なカラー |
池田屋 公式ストア:https://www.pikachan.com/
迷って決められない人へ!価格帯別のおすすめランドセル
どうしても決められないという方のために、A4フラットファイル対応のランドセルの中から、男女別・価格別におすすめを各6種を紹介します。
下記のランドセルであれば、カラーも豊富で、機能性も良いコスパの良いランドセルなのでまず後悔するようなことはないでしょう。
男の子におすすめ
男の子におすすめなのは下記の6商品です。
種類と価格 | 色と重さ | 特徴 |
ユアメイト ウィリー | ・全2色 ・約1,150g | ・キズや水に強い素材 ・カジュアルなデザイン ・値段と頑丈さを大事にしたい方向き |
フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ 55,000円→46,750円(税抜:46,000円) | ・全5色 ・約1,050g | ・シンプルなデザイン ・おすすめの中で一番軽い ・値段と軽さにこだわりたい方向き |
モデルロイヤル クラシック 62,700円(税抜57,000円) | ・全8色 ・約1,280g | ・キズや水に強い素材 ・フォーマルなデザイン ・セイバンのスタンダード的存在 |
| ・全8色 ・約1,300g | ・防水性の高い牛革 ・シンプルでオーソドックスなデザイン ・見た目の高級感にこだわりたい方向き |
| ・全2色 ・約1,290g〜 | ・収納ポケット付きタイプを選択できる ・美しい光沢とエレガントなデザイン ・タブレットやノートPCを安全に持ち運びたい方におすすめ |
99,900円(税抜90,818円) | ・全4色 ・約1,500g | ・最高級素材コードバンをカブセに使用 ・9万円台のコスパの良さ ・最高級素材にしたい方におすすめ |
女の子におすすめ
女の子におすすめなのは下記の6商品です。
・革の素材が持つ魅力を引き出すシンプルなデザイン・牛革にしたい方におすすめ
種類と税込価格 | 色と重さ | 特徴 |
ユアメイト ハンナ | ・全2色 ・約1,150g | ・キズや水に強い素材 ・クローバーが入ったデザイン ・セイバンで値段にこだわりたい方向き |
55,000円→46,750円(税抜:46,000円) | ・全5色 ・約1,050g | ・シンプルなデザイン ・おすすめの中で一番軽い ・値段と軽さにこだわりたい方向き |
モデルロイヤル クラシック 62,700円(税抜57,000円) | ・全8色 ・約1,280g | ・キズや水に強い素材 ・イチョウの葉を連想させる「イチョウ盛り」 ・クラシカルなデザイン |
ラフィーネ 74,900円(税抜68,091円) | ・全7色 ・約1,450g | ・コバ塗りされて上品な印象の牛革 ・ティアラのステッチが華やか ・見た目の高級感にこだわりたい方向き |
| ・全3色 ・約1,260g〜 | ・収納ポケット付きタイプを選択できる ・フラワージュエリーをイメージした華やかなデザイン ・タブレットやノートPCを安全に持ち運びたい方におすすめ |
99,900円(税抜90,818円) | ・全4色 ・約1,500g | ・最高級素材コードバンをカブセに使用 ・9万円台のコスパの良さ ・最高級素材にしたい方におすすめ |
それぞれのランドセルの詳細が気になる人は、「41メーカーを徹底比較。2025年男女・価格別おすすめランドセル12選」の記事を参考にしてください。
6. ランドセル選びで失敗しないために知っておくべきこと
ランドセルは親が決めるのか?子供に選ばせるのか?ご家庭によっても様々で、下記のように様々な思いが巡ってしまうかもしれませんね。
- 「子供に選ばせて、あまりに奇抜なデザインにされても困る・・・」
- 「あまり高いものを選ばれても困る・・・」
- 「せっかくだから子供に自由に選ばせたい・・・」
そこで、ランドセル選びの際に、子供と楽しくスムーズに決めていくために、ランドセル選びのコツを紹介します。
6-1. 親の好みと子供の好みは違うことを理解する
親御さんは長く気に入って使えるように、様々な思考を張り巡らせますが、子供は中々そこまで頭はまわりません。
そのため、どうしてもランドセル選びでは、親と子の意見が合わないことは多々あります。「完全に子供に選ばせるのはちょっと・・・」「でも親の意見で全て決めてしまうのもちょっと・・・」と悩みながら結局は子供に選ばせたというケースが多いようです。
子供に自由に選ばせたという人が7割というデータもあるほどです。
親の好みと子供の好みが違うことをまずは理解しておきましょう。
6-2. 実店舗には行く場合は注意
実店舗では人気カラーはすぐに売れるので、「イメージしていたものが売り切れ」というケースも多く、ネットで購入する人も非常に増えています。
そして、実店舗で試着しながら選んだ場合、冒頭で紹介したような「親の思っていた価格帯よりも高いものを選びたがったり、奇抜なデザインを選んでしまい、駄々をこねられ困り果てる」というのがよくある光景です。
実店舗に行って、試着させたり、質感や色味を見たいという場合は、子供が親の意図しないものを選んだ時にどうするかを考えておきましょう。
しっかりしたブランドであれば、質感や色味など大きくイメージと違うということも滅多にないので、人気でおしゃれなものを選びたい人は、メーカーの公式ページで早めに予約をするのが主流となっています。
6-3. メーカーや色をある程度絞ってから子供に選ばせる
「ある程度予算が決まっている」「気持ちよく子供に選ばせたい」というのであれば、子供が情報を持たないうちに、希望のメーカーで、価格帯や型番などを絞ってしまいましょう。
公式ページのサイトを開き、色のバリエーションを見せながら、カラーだけ選ばせるのがおすすめです。
もし気に入らなかっり、すでに希望がある場合は、子供の希望を聞いてまた調べ直しても良いかもしれませんね。
7. さいごに
ランドセルのサイズの違いやサイズ、それに、ランドセル選びで失敗しないためのポイントなどについて詳しく解説してきましたが、参考になりましたか?
ランドセルはA4のフラットファイルが入るものを選ぶことを強くおすすめします。
最近ではほとんどのランドセルがA4フラットファイルに対応しているので、気にしすぎる必要はありませんが、メーカー選びの際に少し気をつけましょう。
おすすめのメーカーは下記の3つです。
ちなみに、どのランドセルを選ぶべきか迷う方は、価格帯別に以下を選ぶことをおすすめします。
男の子におすすめ
男の子におすすめなのは下記の6商品です。
種類と価格 | 色と重さ | 特徴 |
ユアメイト ウィリー | ・全2色 ・約1,150g | ・キズや水に強い素材 ・カジュアルなデザイン ・値段と頑丈さを大事にしたい方向き |
フィットちゃんベーシック軽量/安ピカッ 55,000円→46,750円(税抜:46,000円) | ・全5色 ・約1,050g | ・シンプルなデザイン ・おすすめの中で一番軽い ・値段と軽さにこだわりたい方向き |
モデルロイヤル クラシック 62,700円(税抜57,000円) | ・全8色 ・約1,280g | ・キズや水に強い素材 ・フォーマルなデザイン ・セイバンのスタンダード的存在 |
| ・全8色 ・約1,300g | ・防水性の高い牛革 ・シンプルでオーソドックスなデザイン ・見た目の高級感にこだわりたい方向き |
| ・全2色 ・約1,290g〜 | ・収納ポケット付きタイプを選択できる ・美しい光沢とエレガントなデザイン ・タブレットやノートPCを安全に持ち運びたい方におすすめ |
99,900円(税抜90,818円) | ・全4色 ・約1,500g | ・最高級素材コードバンをカブセに使用 ・9万円台のコスパの良さ ・最高級素材にしたい方におすすめ |
女の子におすすめ
女の子におすすめなのは下記の6商品です。
・革の素材が持つ魅力を引き出すシンプルなデザイン・牛革にしたい方におすすめ
種類と税込価格 | 色と重さ | 特徴 |
ユアメイト ハンナ | ・全2色 ・約1,150g | ・キズや水に強い素材 ・クローバーが入ったデザイン ・セイバンで値段にこだわりたい方向き |
55,000円→46,750円(税抜:46,000円) | ・全5色 ・約1,050g | ・シンプルなデザイン ・おすすめの中で一番軽い ・値段と軽さにこだわりたい方向き |
モデルロイヤル クラシック 62,700円(税抜57,000円) | ・全8色 ・約1,280g | ・キズや水に強い素材 ・イチョウの葉を連想させる「イチョウ盛り」 ・クラシカルなデザイン |
ラフィーネ 74,900円(税抜68,091円) | ・全7色 ・約1,450g | ・コバ塗りされて上品な印象の牛革 ・ティアラのステッチが華やか ・見た目の高級感にこだわりたい方向き |
| ・全3色 ・約1,260g〜 | ・収納ポケット付きタイプを選択できる ・フラワージュエリーをイメージした華やかなデザイン ・タブレットやノートPCを安全に持ち運びたい方におすすめ |
99,900円(税抜90,818円) | ・全4色 ・約1,500g | ・最高級素材コードバンをカブセに使用 ・9万円台のコスパの良さ ・最高級素材にしたい方におすすめ |
それぞれのランドセルの詳細が気になる人は、「41メーカーを徹底比較。2025年男女・価格別おすすめランドセル12選」の記事を参考にしてください。
このページを参考に、お子さんの小学校生活にぴったりのランドセルが見つかることを心から祈っています。