比較でわかる!キッチンで使う便利な生ゴミ処理機の選び方

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「生ゴミのイヤな臭いが無くなったらいいな」「生ゴミ触りたくない」など、キッチン周りは主婦の方々の悩みの種ですよね。一度は生ゴミ処理機を思いついた人も多いのではないでしょうか?

実は、キッチンに置ける生ゴミ処理機は2種類あり、価格や使い方が大きく異なります。

本ページでは生ゴミ処理機マニアの筆者がキッチンで使える生ゴミ処理機について下記の流れで紹介していきます。

本ページを読み進めていただくことで、キッチンの生ゴミ処理機にまつわる知識が身につくでしょう。

1. キッチンで生ゴミ処理機を使うメリットとデメリット

生ゴミ処理機は家庭から出る生ゴミに、熱風を当てて乾燥させパリパリの状態にしたり、微生物に分解することで生ゴミの形すら残さない状態にしたりと、キッチン周りの生ゴミに関するあなたの悩みを解決してくれます。

生ゴミ処理機はキッチンの気になる生ゴミの臭いを改善してくれるとても便利なものです。実際にどんなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

1-1. キッチンで生ゴミ処理機を使うメリット

生ゴミ処理機はコストがかかりますが、生ゴミの臭いや、キッチンの仕事の中でもイヤな生ゴミのゴミ捨てなどの問題を一気に解決してくれるとても便利な家電です。主なメリットは下記の3つです。

  1. 三角コーナーが不要になる
  2. 臭いが改善される
  3. ゴミの量が減る

① 三角コーナーが不要になる

出た生ゴミはすぐに生ゴミ処理機で処理することができるので三角コーナーにゴミを溜める必要がなくなります。

処理された乾燥したゴミや、微生物によって分解され土のようになったものを取り出して捨てるだけになります。

② 臭いがなくなる

キッチンの臭いの元は、三角コーナーに溜まった生ゴミや排水溝の臭いです。生ゴミが出たらすぐに処理できるので、臭いが出る前に臭いの元から断ち切ることができます。

三角コーナーに溜まった生ゴミをゴミに出すことがなくなるので、ゴミ箱から漂う生ゴミのイヤな臭いも改善するかもしれません。

③ ゴミの量が減る

生ゴミ処理機で処理することで、水分が取り除かれたり、分解されるので容量が随分少なくなります。

家庭から出るゴミの40%は生ゴミとも言われていますが、生ゴミの量が大きく減るためゴミの量が減り、ゴミ出しが楽になります。

生ゴミの水分はなくなるので、ゴミ出しの際に汁が垂れるようなこともなくなるでしょう。

1-2. キッチンで生ゴミ処理機を使う5つのデメリット

  1. コストがかかる
  2. 臭いが完全になくなるわけではない
  3. 処理した後のゴミを取り出す手間がかかる
  4. スペースを確保する必要がある
  5. 音がする

① コストがかかる

生ゴミ処理機は他の家電と比べても決して高すぎることはありませんが、コストがかかります。

また、機種によってはメンテナンスや、電気代もかかってきます。コストがかかることは念頭においておきましょう。詳しい金額については後ほど紹介します。

② 臭いが完全になくなるわけではない

生ゴミ処理機は完全に臭いがなくなるわけではなく、「臭いを改善する」ものです。

機種によって程度は異なりますが、臭いを抑えるものから、臭いの種類を変えてしまったり、生ゴミを分解してなくしてしまうが、他の臭いが出てしまったりと様々です。

③処理した後のゴミを取り出す手間がかかる

処理後の生ゴミは少なからず残りますので、それらのゴミを定期的に取り出す必要があります。

機種によってさまざまですが、都度取り出す必要があるものもあれば、半年に1度というほとんど手間がかからないものもあります。

④ スペースを確保する必要がある

キッチンは主婦にとって少しでも広く使いたい場所ですが、生ゴミ処理機を設置するためにスペースを確保する必要があります。

またタイプによっては、シンク周りに生ゴミ処理機を設置工事が必要なものもあります。

生ゴミ処理機の大きさについても機種によって全く異なりますので、後ほど紹介します。

⑤ 音がする

生ゴミ処理機は処理する際にどうしても音が出てしまいます。

音の大きさについても機種によって程度はさまざまです。

2. 比較でわかるキッチンで使う2種類の生ゴミ処理

実はキッチンで使える生ゴミ処理機は設置方法が大きく異なる2つのものが存在します。

  • シンク一体型生ゴミ処理機(ディスポーザー)
  • 独立型 生ゴミ処理機

シンク一体型の生ゴミ処理機は一般的に「ディスポーザー」と呼ばれています。独立型の生ゴミ処理機は一般的には「生ゴミ処理機」と呼んでいます。

これらの生ゴミ処理機について比較しながら見ていきましょう。

下記の表はシンク一体型の生ゴミ処理機と独立型の生ゴミ処理機の4つの異なるポイントについて(良いもの-◯,良いとは言えないもの-△,良くないもの-×)で比較表にしました。

  コスト  臭い  手間 
シンク一体型生ゴミ処理機 ×
独立型生ゴミ処理機 性能高い
性能低い  ◯  ×  × ×

※独立型の生ゴミ処理機は機種によって性能が大きく異なるので、最も性能が良いものと良くないものに分けています。

2-1. 仕組み

それぞれの生ゴミ処理機の違いを解説するにあたって仕組みが大きく異なりますのでそれぞれ紹介していきます。

シンク一体型の生ゴミ処理機(ディスポーザー)

ディスポーザー(粉砕機)はシンクと一体型になっており、シンクの下のヒラキを開けると処理槽が入っています。

ディスポーザーで粉々にされた生ゴミは水と生ゴミに分離され、水は下水に流され、生ゴミは処理槽で乾燥処理あるいは微生物で分解処理されます。

処理槽に溜まったゴミを1ヶ月〜2ヶ月に一度取り出して捨てます。

ディスポーザー
海外などではディスポーザーで粉砕した生ゴミをそのまま下水に流すことが一般的ですが、日本の下水管は細いため、つまりやすく多くの自治体の条例で下水に流すことは禁止されているため、現在では図のように処理槽とセットになっているものが一般的になっています。また、マンションなどではディスポーザーで粉砕した生ゴミをそのまま流し、それぞれの部屋から流れ出る汚水をまとめてマンションの浄化槽で処理してから下水に流しています。

独立型生ゴミ処理機

上記の図はハイブリッド型と呼ばれる独立型の生ゴミ処理機です。主に電源が必要で、乾燥処理したり、生ゴミを機械に投入し乾燥させ水分を飛ばしたり、微生物に分解させることで処理します。

シンク一体型と違い処理機だけが独立しており、他の家電と同じようにキッチンに置きます。

出典:http://blog.goo.ne.jp/komoto_2007/e/e2dc19822a3653044021f46056a9b46b

2-2. コスト

シンク一体型の生ゴミ処理機はあらかじめ設置されている場合だとコストはほとんどかかりませんが、いざ設置するとなると工事が必要なので、本体価格も高いですが、それなりに費用がかかります。

独立型の生ゴミ処理機に関しては、機種によって本体価格も電気代も大きく違いがあるものの、シンク一体型の生ゴミ処理機に比べれば手軽に購入することができます。価格は性能と比例する傾向にありますので注意が必要です。

本体価格 工事費 電気代 水道代 メンテナンス
シンク一体型の生ゴミ処理機 約20円〜40万円 約0〜3万円 約400円/月 約100円/月 1万円〜2万円/年
独立型生ゴミ処理機 1万円〜10万円 工事なし 140円〜1000円/月 なし 0〜1.5万円/年

2-3. 臭い

シンク一体型の生ゴミ処理機は生ゴミのニオイがする前に粉砕機で粉砕されてから流されるため、処理中にニオイはありません。独立型の生ゴミ処理機の場合、機種にもよりますが、処理中にニオイが漏れ出たり、処理物からニオイします。

処理中のニオイ 処理物のニオイ
シンク一体型生ゴミ処理機 なし 少し残る
独立型生ゴミ処理機 性能高い なし 処理物が残らない
性能低い 漏れ出る 残る

2-4. 手間

生ゴミを処理するために手間がかかりすぎるのでは、使わなくなってしまいますよね。それぞれの生ゴミ処理機がどのくらいの手間がかかるのか表にまとめました。

  ゴミの取り出し その他の手間
シンク一体型生ゴミ処理機 1〜2ヶ月に一度 処理中に水を流し続ける必要あり
独立型生ゴミ処理機 性能が高い 半年〜1年に1度 手間なし
性能が低い 都度 容器の洗浄

どちらのタイプの生ゴミ処理機も投入する生ゴミに異物(スプーン、洗剤)などが混入すると故障や不具合の原因につながるため、異物の混入がないように気をつける必要があります。

 2-5. 音

シンク一体型の生ゴミ処理機は粉砕機なので、言わばジューサーやミキサーのような音がしますので、深夜に使うには少し音が大きいかもしれません。(機種にもよります)処理槽に入ったあとは、静かなものです。

独立型の生ゴミ処理機は機種により異なりますが、ほとんど音がしないものもありますが、機種によっては生ゴミを攪拌するためにカラカラと音がしたり、ヒーターの音がしたりと気になる人も多いようです。

3. 生ゴミ処理機をおすすめできる人の条件

シンク一体型の生ゴミ処理機と家庭用の生ゴミ処理機は、仕組みも便利さも異なりますので、おすすめできる人の条件は異なります。

生ゴミ処理機をキッチンで使うことで、生ゴミに触れることがなくなる、イヤな臭いから解放される、ゴミ捨ての手間が軽減されるなどのメリットがあります。

しかし、シンク一体型と独立型の生ゴミ処理機は状況によっておすすめできる人の条件が異なりますので、それぞれのおすすめできる人の条件について紹介します。

3-1. シンク一体型の生ゴミ処理機をおすすめできる人の4つの条件

シンク一体型の生ゴミ処理機をおすすめできる人は下記のような条件が当てはまる人です。

  • シンクの工事が可能な人
  • 初期費用30万〜50万円程度が用意できる人
  • とにかく日常を便利にしたい人
  • 故障時のリスクを許容できる人

筆者はシンク一体型の生ゴミ処理機はとても便利でエコにも良い素晴らしいものだと思っています。

しかし、初期費用とリスクの観点から上記の条件が問題ない人でないと難しいでしょう。

とくに一度設置して、故障してしまうと費用もかかりますし、シンクがしばらく使えない可能性もあるのでそこは念頭に置いておきましょう。

主なシンク一体型の生ゴミ処理機の設置に発生する初期費用をまとめました。

価格 工事費 メンテナンス
アクアクリーン ¥360,000 ¥0 ¥10,000
ラクレア ¥360,000 約¥30,000 ¥20,000
キッチンカラット ¥298,000 約¥30,000 ¥7,000

アクアクリーンに関しては現在キャンペーン中により、¥360,000が工事費込みで¥280,000となっています。

3-2. 独立型の生ゴミ処理機をおすすめできる人の2つの条件

独立型の生ゴミ処理機をおすすめできる人は下記のような条件が当てはまる人です。

  • 費用を抑えたい人
  • 安かろう悪かろうを許容できる人

独立型の生ゴミ処理機はシンク一体型に比べると、利便性は劣りますが圧倒的に価格が安いです。

そして、もし故障しても使わなければいいだけなのでその点ではシンク一体型に勝っています。

性能に関しては、商品によって全く違います。基本的に安い生ゴミ処理機はおすすめしません。なぜなら、生ゴミの臭いは改善されるとはいえ、臭いや手間などいくつか妥協しなければならないからです。

本当に性能のよい生ゴミ処理機に関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので、「全機種徹底比較してわかった本当におすすめの生ゴミ処理機」チェックしてみてください。

4. さいごに

キッチンで使える生ゴミ処理機について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

キッチンで使える生ゴミ処理機は2種類あります。

  • シンク一体型の生ゴミ処理機(ディスポーザー)
  • 独立型生ゴミ処理機

生ゴミ処理機は生ゴミのイヤな臭いを改善し、主婦の悩みを解決してくれる素晴らしい商品です。シンク一体型の生ゴミ処理機は非常におすすめですが、独立型の生ゴミ処理機の中にも性能がよく暮らしを便利にしてくれる製品はあります。

初期コストが問題なく工事が可能な方はシンク一体型の生ゴミ処理機を、初期コストが厳しい方は独立型の生ゴミ処理機を検討しましょう。

あなたの生活が少しでも快適になることを心から祈っています。

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